2023.10.12
在の自然教育園内で見られる生物の情報をお知らせします。
園内の見ごろ情報は1枚目の画像をクリックしてください。
植物の開花リスト他は2枚目の画像をクリックしてください。
3枚目の画像はタイアザミの花の紹介です。
タイアザミはキク科アザミ属の多年草で、山地の林のふちや土手などに生育します。名前の由来は大きな薊(あざみ)であることから「大薊」とする説と、痛い薊が転訛(いたいあざみ→たいあざみ)した説があります。
園内には生育していませんが、中部地方以北で多く見られるナンブアザミの変種の1つです。
また、アザミの仲間の中では関東地方で最も普通に見られることから、別名である「利根薊(とねあざみ)」と名づけられたとされています。
由来の一説にもあるように、葉のふちに太く長い棘をもち、刺さると強い痛みを感じるため、うかつに触らないように注意が必要です。秋の長い間、茎の先に紅紫色の頭花(筒状の小さな花が密生して1つの花のようになっているもの)を咲かせて、昆虫たちの餌場になります。
路傍植物園を始め、園内のいたるところで咲いているほか、水生植物園では同じ仲間のノハラアザミも見ることができます。
〔動物記録情報〕
《クモ類》モエギザトウムシ、オナガグモ、ジョロウグモ、ナガコガネグモ、コガタコガネグモ、アズチグモ
《昆虫類》
トンボ類…アジアイトトンボ、ホソミイトトンボ、アオイトトンボ、オオアオイトトンボ、ナツアカネ、アキアカネ、ノシメトンボ、ウスバキトンボ
カマキリ類…オオカマキリ、ハラビロカマキリ卵のう
バッタ類…ササキリ、サトクダマキモドキ、オカメコオロギsp.、アオマツムシ、カネタタキ、コバネイナゴ、トノサマバッタ
カメムシ類…アメンボ、クモヘリカメムシ、キマダラカメムシ
ヨコバイ類…アブラゼミ、アオバハゴロモ
チョウ類…アオスジアゲハ、ナガサキアゲハ、クロアゲハ、キタキチョウ、ヤマトシジミ、ウラナミシジミ、アサギマダラ、アカタテハ、キタテハ、ツマグロヒョウモン、チャバネセセリ、イチモンジセセリ、ヒメジャノメ、ヒカゲチョウ、ホシホウジャク
甲虫類…クロハナムグリ、クロウリハムシ
ハチ類…ハラナガツチバチsp.、キイロスズメバチ、クマバチ
ハエ類…ホソヒラタアブ、ヒメヒラタアブsp.、アシブトハナアブ、オオハナアブ、ツマグロキンバエsp.
《鳥類》オシドリ、カワセミ、コゲラ、ヒヨドリ、キビタキ、エナガ、ヤマガラ、シジュウカラ、メジロ、ハシブトガラス
《爬虫類》クサガメ、アオダイショウ
《甲殻類》スジエビ
《魚類》ミナミメダカ