2025.3.27
現在の自然教育園内で見られる生物の情報をお知らせします。
園内の見ごろ情報は1枚目の画像をクリックしてください。
植物の開花リスト他は2枚目の画像をクリックしてください。
3枚目の画像はムサシアブミとウラシマソウについての紹介です。
ムサシアブミとウラシマソウはサトイモ科テンナンショウ属の多年草で、林下、特にムサシアブミは海岸の近くの林でよく見られます。花はそのままでは見ることはできず、仏炎苞と呼ばれる大型の苞(花や蕾を覆って保護する葉)の中に柄のない花が多数密生する構造(肉穂花序)になっています。
雌雄異株ですが、地下部の球茎の栄養状態によって雌雄が決まり、性転換をするという性質をもっています。栄養状態の少ないうちは雄株となりますが、球茎が育って栄養状態がよくなってくると雌株へと変化します。
これはムサシアブミ、ウラシマソウだけでなくテンナンショウ属の植物に共通した特徴です。
現在、ムサシアブミは路傍植物園や武蔵野植物園、ウラシマソウは水生植物園や武蔵野植物園で咲き始めています。
〔動物記録情報〕
《クモ類》オオシロカネグモ幼体、ハエトリグモsp.
《昆虫類》
トンボ類…ホソミイトトンボ
カマキリ類…オオカマキリ卵のう、ハラビロカマキリ卵のう、コカマキリ卵のう
カメムシ類…エグリグンバイ、キマダラカメムシ
チョウ類…アオスジアゲハ蛹、アゲハ、ツマキチョウ、モンシロチョウ、キタキチョウ、ウラギンシジミ、ムラサキシジミ、ヤマトシジミ、テングチョウ、キタテハ、ルリタテハ、アカボシゴマダラ幼虫、シロテンフユシャク、マエアカスカシノメイガ
甲虫類…キイロテントウ、トホシテントウ幼虫
ハエ類…ビロードツリアブ、ホソヒラタアブ、アシブトハナアブ、オオクロバエ
《鳥類》カルガモ、トモエガモ、オオタカ、ツミ、ハイタカ、ノスリ、キジバト、ドバト、カワセミ、コゲラ、ヒヨドリ、ジョウビタキ、シロハラ、ツグミ、ウグイス、エナガ、ヤマガラ、シジュウカラ、メジロ、アオジ、ハシブトガラス
《爬虫類》クサガメ、ニホンカナヘビ、アオダイショウ
《貝類》ミスジマイマイ
《甲殻類》アメリカザリガニ
《魚類》ミナミメダカ