生物記録情報

2016.6.16
 現在の自然教育園内で見られる生物の情報をお知らせします。

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 3枚目の画像はイヌヌマトラノオとオカトラノオの花です。
 イヌヌマトラノオとオカトラノオは、サクラソウ科オカトラノオ属の多年草です。花穂が直立せずに曲がっている様子を虎の尻尾に見立てて「トラノオ」と名付けられました。イヌヌマトラノオは同属のオカトラノオとヌマトラノオの交雑種で双方の中間的な特徴を持っています。オカトラノオは草原や山地などに生えるのに対し、ヌマトラノオは沼のほとりや湿地などに生えます。イヌヌマトラノオはオカトラノオのように花の数は多数で花穂は曲がりますが、葉はヌマトラノオに似て細身です。イヌヌマトラノオは水生植物園の湿地に見られ、オカトラノオは武蔵野植物園と武蔵野コース、水生植物園で見られます。7月初旬にはヌマトラノオも水生植物園で咲き始めます。

 動物は以下の通りです。
〔クモ類〕モエギザトウムシ、ササグモ、オオシロカネグモ、ナガコガネグモ幼体、ハナグモ
〔昆虫類〕
トンボ類…クロスジギンヤンマ、オオシオカラトンボ、ショウジョウトンボ、コシアキトンボ
カメムシ類…アメンボ、シマサシガメ、
ヨコバイ類…アワフキムシsp.幼虫、アオバハゴロモ幼虫
チョウ類…アオスジアゲハ、カラスアゲハ、モンシロチョウ、キタキチョウ、ベニシジミ、アカボシゴマダラ幼虫、ヒメジャノメ、ヒカゲチョウ、キマダラセセリ、イチモンジセセリ
甲虫類…ナミテントウ蛹
ハチ類…セグロカブラハバチ、キオビツチバチ、セグロアシナガバチ、クマバチ、コマルハナバチ、アミメアリ、オオスズメバチ
ハエ類…マガリケムシヒキ、マダラアシナガバエ、ホソヒラタアブ、ヒメヒラタアブsp.、キンバエsp.
〔鳥類〕ハシブトガラス、スズメ、メジロ、シジュウカラ、エナガ、ヒヨドリ、キビタキ、アオゲラ、コゲラ、カルガモ
〔その他〕ニホンカナヘビ、アオダイショウ、クサガメ、モツゴ、ヨシノボリ、スジエビ、オカダンゴムシ
植物の開花リスト他
植物の開花リスト他
園内の見ごろ情報
園内の見ごろ情報
イヌヌマトラノオとオカトラノオの花
イヌヌマトラノオとオカトラノオの花
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