生物記録情報

2016.2.18
生物記録情報

 現在の自然教育園内で見られる生物の情報をお知らせします。

 植物の開花リスト他は1枚目の画像をクリックしてください。
 園内の見ごろ情報は2枚目の画像をクリックしてください。
 3枚目の画像は冬の紅葉です。
 冬の間、葉が赤くなる植物が見られます。紅葉のしくみは葉が凍らないように糖分濃度が高められ、糖から赤い色素を持つアントシアンが作られたためです。アントシアンはイロハモミジのような落葉樹の紅葉のときに作られる成分と同じですが、クサイチゴなどは葉は落ちず、春が近づき暖かくなると光合成が行われるようになり、再び元の色に戻ります。クサイチゴはバラ科の落葉小低木ですが、暖かい所では常緑です。中央湿地を望む道ばたや武蔵野植物園などで見られます。スイカズラはスイカズラ科の常緑つる性木本で、水生植物園などで見られます。サネカズラはマツブサ科の常緑つる性木本で、園内各所で多く見られます。また、トラノオスズカケ(オオバコ科)、ヘビイチゴ(バラ科)、キランソウ(シソ科)などの草本類にも見られます。

 動物は以下の通りです。
〔クモ類〕ジョロウグモ卵のう
〔昆虫類〕
カマキリ類…オオカマキリ卵鞘、ハラビロカマキリ卵鞘、コカマキリ卵鞘
チョウ類…クワコ繭
ハエ類…ヒメセマダライエバエ
〔鳥類〕ハシブトガラス、シメ、カワラヒワ、アオジ、メジロ、キセキレイ、シジュウカラ、エナガ、ヒヨドリ、シロハラ、ツグミ、ジョウビタキ、カワセミ、コゲラ、ダイサギ、ゴイサギ幼鳥、キジバト、ドバト
〔その他〕ニホンヤモリ
植物の開花リスト他
植物の開花リスト他
園内の見ごろ情報
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冬の紅葉
冬の紅葉
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