※PDFファイルの表示・印刷には無償のAdobe Readerが必要です。Adobe Readerのダウンロードはこちら。
画像をクリックすると、自然を観察するための教材(PDFデータ)がダウンロードできます。
ハゴロモ類は、分類学的にはセミに近いなかまです。
ベッコウハゴロモ、スケバハゴロモは、自然教育園でよくみられるハゴロモ類です。幼虫は体にふわふわした白い飾りをつけています。
アオバハゴロモは、1cmほどの小さな昆虫で、よく草や木の枝に何匹も並んで群生しています。これは、花芽に似せて外敵から身を守るためです。幼虫は体から白い粉を出して身を守ります。
つる植物にはいろいろな「巻き付き方」があります。いろいろなタイプを観察してみましょう。
【巻き付き方】
・まきひげで巻き付く
・茎で巻き付く
・葉柄(ようへい)で巻き付く
・茎にかたい毛やトゲがある
・付着根がある
自然教育園で、これまでに記録されたチョウは、発生の変化や数の多さなどから6つのグループに分けることができます。
A型:開園以来毎年ふつうに見られる種
B型:1970(昭和45)年以前にはふつうに見られたが、その後数が減った種
C型:毎年見られるが数が少ない種
D型:開園当時はふつうに見られたが、その後姿を消し、近年再び姿を現した種
E型:開園後まもなく姿を消した種
F型:近年になって見られるようになった種
最近は温暖化の影響でチョウが北上する現象があります。その結果、今まで、自然教育園で見られなかったチョウが見られるようになりました。「D自然教育園で見られるチョウの変化」では、F型に当てはまります。