附属自然教育園

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スタッフブログ

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10月26日(日) 緑陰サイエンスカフェ開催
こんにちは、事務室uです。

本日、緑陰サイエンスカフェ「クモ類の多様性」(講師:国立科学博物館 動物研究部 小野 展嗣)が開催されました。

自然教育園内に生息するクモの紹介をはじめ、クモの採取方法−網・軍手・振るい・ツルグレン装置・マレーズトラップ(罠)など、さまざまな道具を駆使しながら、採取時期を選び、調査・研究にあたっている説明や、セアカゴケグモについての話題にふれ、大変興味深い内容でした。

受講者も方も熱心に耳を傾けていました。

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10月25日(土) 港区高輪地区イベント「高輪コミュニティ広場」
こんにちは 事務室さとうです。
今日の園内は秋晴れで色付いてきた木々も美しく空気も清々しいです。

本日、港区高輪地区総合支所が主催する高輪コミュニティ広場のイベントが自然教育園で開催されました。
鳴く虫の声を聞き、園内にて昆虫観察をしたあと、園内の新緑の下で食事をし、午後は色とりどりの押し葉でステンドペーパー(ステンドグラス)を作りました。
盛りだくさんな催しに参加された方々は楽しそうでした。

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10月23日(木) ひっつき虫
こんにちは、久永です。昨日に引き続き雨模様ですね。

10月19日(日)に自然観察指導者研修が行われました。
今回は、植物の実や種、クモの巣などの秋の観察ポイントを解説しました。

中でも、衣服や動物の毛に付く植物の種や実、いわゆる「ひっつき虫」の説明では、参加者の皆さんがいつのまにか自分の服に付いていた種を発見して、たいへん盛り上がりました。

さて、園内にはダイコンソウ、ミズヒキ、キンミズヒキ、ミズタマソウなど「ひっつき虫」がなる植物が多くあります。
下の写真は、9月5日のブログで花を紹介したヌスビトハギの実で、これも「ひっつき虫」です。

「ヌスビトハギ(盗人萩)」の名前の由来は、一説には、この実の形が盗人の忍び足の足跡の形に似ている、というもの。
確かに、三角形の実が服に列になって点々とくっついた様子は、足跡が点々と残っているように見える…かも?

園内を散策された後は、ぜひ「ひっつき虫」が服に付いていないか確認してから、お帰りになってください。

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10月18日(土) シロヨメナ
こんにちは、事務室uです。

初秋に咲く花・キク科の多年草シロヨメナが、路傍植物園で現在見ごろです。

茎の高さは1m前後、花の大きさは約2pほどです。
やや小さい花ですが、自生する一帯は大変目を引きます。

園内入り口付近にあり、例年11月上旬頃までご覧頂けます。また、同科のユウガギクや、シラヤマギクなども咲いておりますので、秋風に揺れる花々をご覧にいらして下さい。


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10月15日(水) 台風のあと
こんにちは、久永です。

台風19号の影響を心配しておりましたが、自然教育園は倒木などの大きな被害は無く、本日無事に開園できました。

強風にあおられてか、園路にはたくさんの木の実が落ちています。
とりわけ、園の入口の近くに落ちているヒメグルミの実が目立ちました。

ドングリやムクロジの実より大きく、4cmくらいの大きさ。
皮をむくと、よく見かけるクルミの堅い殻が出てきました。

園内を散策される際には、足下にも注意してお進みください。

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10月13日(月) ホトトギス
こんにちは。久永です。

本日は台風の影響を避けてか、お客様の出足が早いようで、開園の9時から続々と入園されていました。

入口を入ってすぐの所に、秋の山野草として人気の高いホトトギスが咲いています。
花にある斑点模様が、鳥のホトトギスの胸にある模様と似ていることからこの名になったそうです。

午後は台風の来襲で雨風が強くなってくるようです。
秋の草花に影響が出ないことを祈るばかりです。

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10月9日(木) ホシホウジャク
こんにちは、久永です。

タイアザミの花にたくさんのホシホウジャクが集まっていました。

その大きさと機敏な動きから、ハチと間違われることもあるようですが、スズメガという蛾の仲間です。
翅を素早く動かしてホバリングしながら、長い口を伸ばして蜜を吸っていました。

アザミの花は「小花」と呼ばれる小さい花が多く集まり、一つの花(頭花)になっています。
一つの頭花で蜜が入っている部分が多くあるためか、虫が一つの花に留まっている時間が長いようです。
花と昆虫をセットで観察しやすいポイントの一つですね。

アザミの花の構造についてパネルで解説しているミニ企画展「日本のアザミの秘密」は10月13日(月)までの開催です。
ぜひあわせてご覧ください。

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10月3日(金) ツリフネソウ
こんにちは、久永です。本日は夏に戻ったような暑さでした。

水生植物園周辺では、自然教育園で秋を代表する花・ツリフネソウが見頃です。

片方だけが開いた長い筒状の花で、とても特徴的な見た目をしています。
この横から見た姿が、帆掛け舟が上から吊り下げられたような形をしているということで、「ツリフネソウ(釣舟草)」と名付けられたそうです。

近づいて花を見ると、後ろのくるりとした渦巻状のところに目が行きます。
ここは「距(きょ)」と呼ばれ、花冠の一部が後ろに飛び出たもので、ここの中には甘い蜜がたくさん入っています。

前から見た花びらやつぼみも面白い形をしていますので、ぜひ間近でご覧になってください。

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