<<前年 | 翌年>>
<< 前月 | 2014年9月 | 翌月 >>
- 1
- 2
- 3
- 4
- 5
- 6
- 7
- 8
- 9
- 10
- 11
- 12
- 13
- 14
- 15
- 16
- 17
- 18
- 19
- 20
- 21
- 22
- 23
- 24
- 25
- 26
- 27
- 28
- 29
- 30
- 9月30日(火) カリガネソウ
- こんにちは、事務室uです。
路傍植物園では、大きさが3pほどの淡紫色をした花・カリガネソウが見ごろを迎えています。
漢字では「雁草(かりがねそう)」と書き、雁の飛ぶ姿に由来してつけられたものです。
花の形状が特徴的で、花びらの下側の1枚が大きく、昆虫たちが吸蜜に訪れる際に留まりやすい構造になっています。また、雄しべと雌しべが花の中心から上向きに、弧を描くように湾曲しているので、虫の背中に花粉がつきやすくなっています。
カリガネソウの周辺には、イヌショウマの白い花々も咲き誇っています。
涼やかな園内は、野趣に富み、秋の気配を日ごと感じられます。
皆さまも散策にご来園下さい。
ページトップへ
- 9月22日(月) カラスウリ
- こんにちは、久永です。
自然教育園でも秋の実りが見られるようになりました。
シイの実やムクロジの未熟な実が園路に落ちています。
秋の実と言えば、「カラスウリの実」を想像する方もいらっしゃると思いますが、自然教育園にも多くのカラスウリが生育しています。
夏の間、夕方に白い花を咲かせていましたが、今は緑色の実をたくさん付けています。
カラスウリと言えば、鮮やかなオレンジ色の実が印象的ですが、色づく前は写真のような縞模様です。
葉と同じ緑色のため目立ちませんが、散策の際には探してみてください。
ページトップへ
- 9月19日(金) ヒョウモン
- こんにちは、久永です。
本日は遠足で来た多くの子どもたちで、園内が賑わっていました。
子どもたちに特に人気だったのは、色とりどりのチョウたち。目の前をチョウが通り過ぎるたびに歓声を上げていました。
自然教育園には「○○ヒョウモン」というチョウが何種類か生息しています。
その中でも、本日よく見られた2種類をご紹介します。
上の写真は、ツマグロヒョウモンのメス。オスと模様がすいぶん異なり、前翅の先が黒紫色で白い帯があるのがメスの特徴です。
下の写真はミドリヒョウモンです。この写真では見えませんが、後翅裏側に緑色を帯びるのが特徴です。
蜜を吸いに花に立ち寄っている時が観察のチャンスです。
秋の花々とあわせてご覧ください。
ページトップへ
- 9月17日(水) 「日本のアザミの秘密」 開催
- こんにちは、事務室uです。
展示ホールにてミニ企画展「日本のアザミの秘密」を開催しています。
アザミは、日本の秋を代表する植物の一つです。
今回の展示は、身近な存在であるアザミの花の構造や、葉の形などについて、パネルにてご紹介しています。
日本においてさまざまな種類や特徴のあることもお分かりいただける内容です。
また、自然教育園内に生育する、アザミの花に訪れる虫たちの紹介「アザミに集まるなかまたち」の写真展示も開催しております。
秋の風を感じながら、園内でご覧頂けるアザミの観察と併せてぜひ足をお運び下さい。
ページトップへ
- 9月5日(金) ヌスビトハギ
- こんにちは、久永です。ここ数日はまた暑くなりましたね。
萩(ハギ)は秋の七草としても知られる身近な植物ですが、自然教育園でも「○○ハギ」と名の付く植物がいくつも生育しています。
その中でも、今園内で花が見頃なのが、ヌスビトハギ。
園内のあちこちで小さな可憐な花をたくさん付け、道端をにぎやかにしています。
このヌスビトハギ、来園したお客様より、その名前の由来についてよくお問い合わせがあります。
「盗人萩」というなんとも物騒な名前は、秋になる実から名付けられたそうです。
その名前の由来は・・・実が見頃になりましたら、またブログでご紹介させていただきます。
ページトップへ