附属自然教育園

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スタッフブログ

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12月28日(金) チョコレート展に関連して
石川です。今日から年末年始の休園に入りました。

上野本館では特別展「チョコレート展」が開催されていますが、自然教育園のショップでもチョコレート展に関連するグッズのコーナーを作っています。なかでも板チョコの形のミニタオルやカカオの実がお客様の目を引いています。

また、自然教育園の近くにはチョコレートの店がいくつかあります。ショコラティエの店、フランスやスイスから輸入したチョコレートを販売している店、ケーキ屋さんなどです。インターネットの検索サイトで「チョコレート」と「白金台」をキーワードにして検索してみるといくつかの店が出てきます。
自然教育園プラス白金台チョコレート屋さん巡りはいかがでしょうか。

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12月18日(火) タラヨウ
コナラの葉が風に舞っています。こんにちは、大澤です。

随分前になりますが、作業中にお客様から葉をハガキの代用にしていた木があるか聞かれたことがあります。
その後になってその木は園路のすぐ近くで見つかりました。名前はタラヨウというモチノキ科の常緑樹でまだ若木です。古来インドなどでお経文を葉に傷つけて書くことのできる椰子の仲間のタラジュ(多羅樹)の葉にたとえてタラヨウ(多羅葉)と名付けられたものです。

大きな葉は硬く厚いので葉に文字が書けることが知られています。このことを知っている人が多いのでしょうか、園路のタラヨウの葉をめくってみると裏側には色々なイタズラ書き″がされてます。
タラヨウは、静岡県以西の暖地に生育していますが、庭園や寺院などにもよく植えられています。最近、自然教育園は暖地性のマンリョウやセンリョウなどが増えています。タラヨウも温暖化の影響でしょうか。


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12月16日(日) 芸術高校生の眼差し
石川です。ホールの展示で、お客様ギャラリー「東京都立総合芸術高等学校生徒作品展‐高校生の眼差し:絵画と写真‐」がはじまりました。6月と11月に学校教育の一環としておいでになり、写生や撮影をされたなかからの作品展です。

タイトルに「高校生の眼差し」とありますが、高校生が自然の何に触発されて作品化しようとしたのか、どんな発想でタイトルをつけたのか面白いものが多いです。

「大蛇の木」は大蛇の松の幹を木炭で描いていて、樹皮の立体感がよく出ています。水彩の「鴨の湖」はお客様に好印象を与えています。写真の作品では「dark matter」「色」などユニークなネーミングのものがあります。


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12月13日(木) キクイタダキが撮影されました
石川です。今週、お客様から「モミジの紅葉が盛りですね」という声をよく聞きます。

昨日入園された本多菊太郎様とお話ししたときに、キクイタダキという鳥を園内で撮影されたということでしたので、写真を送っていただきました。

キクイタダキはスズメ目キクイタダキ科、全長約10cm、日本で一番小さい鳥です。和名の由来は、頭頂の黄色の部分を菊と見立て、菊を戴いている鳥ということだそうです。

園入口からの道が二つに分かれるあたりで、木の上の方にいたそうです。元の画像からトリミングして、黄色い部分と虫をくわえているのがわかるような大きさにさせていただきました。本多様はピントが甘いとおっしゃっていましたが、キクイタダキが自然教育園で見られるのはかなり珍しいことで、大変嬉しいお知らせでした。


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12月9日(日) 近くの小学校のおやじの会による落ち葉掃き
石川です。

紅葉はきれいですが、落ち葉がたくさん落ちます。自然教育園では森の中の落ち葉はそのままにしておきますが、園路に落ちたものは落ち葉掃きをしています。

昨日は品川区立第三日野小学校の「おやじの会」の親子20名が約1時間半、落ち葉掃きをしてくれました。作業は、大きな熊手で落ち葉を掃き、砂利を落としながら「ふご」という大きな袋に入れます。それをリヤカーに入れて、園内の落ち葉を捨てる場所に運ぶというものです。
皆さん、落ち葉にまみれながら、一生懸命やってくださいました。

自然教育園の敷地の大部分は港区ですが、西側の一部は品川区です。第三日野小学校は園から4-500m東南という近所で、今年も昨年も1年生は春の遠足で自然教育園に来てくれました。地域の方々に支えられていることを感じました。

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12月7日(金) 園入口の紅葉
石川です。今週、園内の紅葉は見ごろに入りました。「紅葉とれたて情報」「生物記録情報」を御覧下さい。

園内の入口付近ではモミジはありませんが、いろいろな紅葉が見られます。
入口にあるヤマボウシは「生物記録情報」12月5日にありますように、黄色から橙色になり、今は赤くなっています。
黄色くなる紅葉(または黄葉)ではケヤキ、ムクロジ、ヤマブキなどがあります。ケヤキは半分以上散りました。チドリノキは写真のように、美しい黄色になり、千鳥のようにそよいでいます。

また、入口のベンチの奥にはサネカズラの実がたくさん実り、真っ赤になりました。多くは葉の下にあり見過ごす方が多いようです。

歩道から紅葉に誘われて入園される方もいらっしゃいます。

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