附属自然教育園

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スタッフブログ

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1月24日(火) 雪景色
石川です。都内では昨夜から未明にかけて積雪がありました。自然教育園では写真のような景色が見られ、多くのお客様はさまざまな雪景色を撮影されています。

でも、とくに2つの点に気をつけていただきたいと思います。一つはすべりやすい所がありますので足元に注意していただきたいということで、もう一つは樹木についた雪や水が落ちて来ますので、帽子か傘が必要です。ところによっては、雪の重みで木や枝が垂れ下がっています。

園ではお客様が園内で安全に楽しんでいただけるよう、雪の重みで折れた枝を撤去したり、園路を整備するなどしています。

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1月13日(金) 池の中の生きもの
1月に入り水生植物園の池が凍り始めました。こんにちは大澤です。

寒い冬に入ると植物や小動物のそのほとんどが冬眠してしまいます。
お客様から「冬、池の魚や小動物はどうしているの?」と素朴な疑問をよく耳にします。
この時期でも水鳥の沼ではよく目をこらせば、透き通った体に茶の縞が目立つスジエビを見ることができます。夏に比べて動きが活発でありませんが日が良く当たる岸近くに集まっているのを見かけます。

子どもに大人気のアメリカザリガニは、残念ながら冬の水底を覗いても見つかりません。
岸近くの土に丸い穴を掘り冬眠しているからです。昨年の秋、池に近い砂利道で体全体が泥まみれのアメリカザリガニのメスを見つけました。その時お腹には小さなザリガニの赤ちゃんがこぼれるほどたくさん着いていました。
寒い今頃、どうしているのかちょっと心配です。

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1月6日(金) 山手七福神めぐり
石川です。1月1日、山手七福神巡りをしました。

白金高輪駅で下車。まず、桜田通りに面している覚林寺です。加藤清正の位牌や像を祀ってあることから清正公とも呼ばれる寺です。加藤清正ゆかりの寺らしく、七福神は右手に宝剣を持つ毘沙門天です。色紙に御朱印をいただきながら回ることにしました(写真は終了後の色紙)。

目黒通りに入って日吉坂を上って行くと、瑞聖寺に布袋尊、自然教育園の向かい側の妙円寺には福禄寿と寿老人が祀られています。目黒駅を越えて行人坂を下ると、坂の途中に石仏群で有名な大円寺があり、大黒天が祀られています。山手通りの先には、蟠竜寺に弁財天、目黒不動とも言われる瀧泉寺には恵比寿神が祀られています。

いただいた「参詣のしおり」には「江戸最初 山手七福神」というタイトルが書かれていますが、蟠龍寺には「岩屋辧戝天」という石碑があり、その下に「山手七福神」、横には安永年間であることが彫られています(写真)。どのお寺も江戸時代以前の創建で歴史があり、とくに瀧泉寺は平安時代の開基だそうで、それぞれ、さまざまな見どころ、エピソードがあり、江戸時代の雰囲気を味わいながら回ることができます。また、色紙は、目の前で書いていただくと、ありがたい気持ちになります。

今年は8日まで行われるそうです。

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1月1日(日) おめでたい植物
石川です。年が明け、平成24年(2012年)になりました。今年もよろしくお願いいたします。

自然教育園では1月5日から開園し、5日から9日まで新春クイズラリーを行います。園のホールの展示パネルや園内の看板を見ればすぐにわかるクイズです。正解された方には園自家製の絵葉書をさしあげます。絵葉書は、園内にあって、おめでたいと言われるマンリョウ(万両)、センリョウ(千両)、カラタチバナ(百両)、ヤブコウジ(十両)を配置したもの、雪景色にフクジュソウとシモバシラを配置したものの2種類です。

12月21日からはお客様ギャラリー「森のたからもの」を開催しています。樹木の枝や実などで作った小さな動物たちです。残念ながら今年の干支のタツはありません。しかし、園内には「大蛇のマツ」をはじめ、シイ、コナラ、ムクノキなど、龍のように見える木がたくさんあります。

おめでたい植物とともに皆様をお待ちしています。

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