2024.6.27
現在の自然教育園内で見られる生物の情報をお知らせします。
園内の見ごろ情報は1枚目の画像をクリックしてください。
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3枚目の画像はノカンゾウとヤブカンゾウについての紹介です。
ノカンゾウ、ヤブカンゾウはワスレグサ科(旧:ユリ科ワスレグサ属)の多年草です。どちらも野原や溝のふち、堤防などに生えますが、ヤブカンゾウは特に人家の近くでよく見られます。
科名であるワスレグサは、その甘い蕾を食べると美味しさで心配事を忘れてしまうという説と、その美しい花を見ると嫌なことを忘れるという説などがあります。
一日花であるため、朝に咲いた花は夕刻には萎れてしまいますが、1つの花茎にいくつも蕾をつけるため、咲く時期をずらして次々と花を咲かせていきます。
ノカンゾウは一重咲き、ヤブカンゾウは八重咲きというのが見分ける大きなポイントです。ノカンゾウは結実することが少なく、ヤブカンゾウは3倍体植物であることから決して結実することはありません。
雄しべと雌しべが二重目、三重目の花弁に変化して受粉ができないため、形態的にも結実は不可能のようです。
ノカンゾウ、ヤブカンゾウともに現在、水生植物園や武蔵野植物園で見ることができます。
〔動物記録情報〕
《クモ類》モエギザトウムシ、イオウイロハシリグモ、ジョロウグモ幼体、ナガコガネグモ幼体、ハナグモ
《昆虫類》
トンボ類…アジアイトトンボ、シオカラトンボ、オオシオカラトンボ、ショウジョウトンボ、コシアキトンボ
カマキリ類…オオカマキリ幼虫、コカマキリ
バッタ類…ササキリ幼虫、キンヒバリ、コバネイナゴ幼虫、ツチイナゴ
ナナフシ類…ナナフシモドキ
ハサミムシ類…ハサミムシ
カメムシ類…オオアメンボ、アメンボ、ハリカメムシ、チャバネアオカメムシ
ヨコバイ類…アオバハゴロモ幼虫、ハゴロモsp.幼虫、ゴンズイノフクレアブラムシ
チョウ類…アオスジアゲハ、アゲハ、ナガサキアゲハ、モンキアゲハ、クロアゲハ、モンシロチョウ、スジグロシロチョウ、キタキチョウ、ウラギンシジミ、ムラサキシジミ、トラフシジミ、ヤマトシジミ、アサギマダラ蛹、ツマグロヒョウモン、コミスジ、ゴマダラチョウ、アカボシゴマダラ幼虫・蛹、ヒカゲチョウ、クワコ繭、オオミズアオ幼虫、シャチョホコガ幼虫、アケビコノハ幼虫
甲虫類…オオヒラタシデムシ、ノコギリクワガタ、カナブン、ヨツボシケシキスイ、ヨツボシオオキスイ、キマワリ、エゴヒゲナガゾウムシ
ハチ類…オオススズメバチ、キイロスズメバチ、クマバチ、コマルハナバチ
ハエ類…クロバネツリアブ、シオヤアブ、マダラアシナガバエ、ホソヒラタアブ、キンバエsp.
《鳥類》カルガモ、オオタカ、キジバト、ツバメ、カワセミ、コゲラ、ヒヨドリ、シジュウカラ、メジロ、スズメ、ハシブトガラス
《爬虫類》クサガメ、ニホンカナヘビ、ニホンヤモリ、ヒバカリ、アオダイショウ
《貝類》ニッポンマイマイ
《魚類》ミナミメダカ