生物記録情報

2024.6.14
3羽のヒナは幼鳥となり、無事に巣立ちました。

オオタカの巣立ちの判断基準は明確に定められていませんが、営巣木とは別の木の枝に移る、日中のほとんどを巣の外で過ごすようになる、などが基準として用いられます。

今回のカメラではそれらのタイミングを把握することが困難ですが、先週末から巣立ちが始まり、少なくとも6月13日朝の段階で3羽とも一度営巣木の外へ出ていることが確認されました。

夕方には1羽が巣に戻ってねぐらにしているほか、親鳥が餌を運ぶと3羽が揃って戻ってくることもあり、今週末頃までは時々、巣に戻る幼鳥を見ることができるかもしれません。

展示室のライブ中継は6月16日(日)以降、幼鳥がほとんど巣に戻らなくなった場合に終了とさせていただきます。

今年もオオタカのヒナたちの成長を見守っていただき、ありがとうございました。

なお、記録が整理でき次第、展示室にて、2024年のダイジェストビデオの公開を予定しております。
幼鳥となったヒナたち
幼鳥となったヒナたち
巣で給餌を受ける幼鳥
巣で給餌を受ける幼鳥
巣の外へ飛び出す幼鳥(gif)
巣の外へ飛び出す幼鳥(gif)
画像をクリックすると大きくなります。