生物記録情報

2014.5.1
生物記録情報
 現在の自然教育園内で見られる生物の情報をお知らせします。
 
〔樹木〕
(咲き始め)コゴメウツギ、シュロ、タブノキ、ハクウンボク
(花の見頃)サワフタギ、シラカシ、ツクバネウツギ、ツルウメモドキ、ニガキ、ニシキギ、フジ、ホオノキ、ミズキ、ムベ、ヤブデマリ、ヤマツツジ
(花そろそろ終わり)アズマネザサ、イヌザクラ、シロヤブツバキ、ツクバネガシ、ナツグミ、ヒメグルミ、ミツデカエデ、ミツバウツギ

〔草〕
(咲き始め)アヤメ、オヤブジラミ、カキツバタ、トウバナ、トボシガラ、ナルコユリ、フタリシズカ
(花の見頃)イヌガラシ、エビネ、オオタネツケバナ、オドリコソウ、オニタビラコ、オヘビイチゴ、カントウタンポポ、キクムグラ、キンラン、クサノオウ、シャガ、スイバ、タチイヌノフグリ、チョウジソウ、ツボスミレ、ハナイバナ、ハナダイコン、ハルジオン、ヘビイチゴ、ホウチャクソウ、ミゾイチゴツナギ、ミミナグサ、ミヤマナルコユリ、ムラサキサギゴケ、ヤブタビラコ、ヤブヘビイチゴ
(花そろそろ終わり)アマドコロ、エナシヒゴクサ、カキドオシ、キランソウ、ジュウニヒトエ、ニリンソウ、ヒメウズ、ミツバツチグリ、ムラサキケマン、ヤマブキソウ

 動物は以下の通りです。
〔クモ類〕ササグモ、オオシロカネグモ幼体、アオオニグモ、ネコハエトリ、マミジロハエトリ
〔昆虫〕
 カマキリ類…ハラビロカマキリ卵鞘、コカマキリ卵鞘
 トンボ類…クロスジギンヤンマ
 バッタ類…トゲヒシバッタ
 カメムシ類…アメンボ、ヨコズナサシガメ、マルカメムシ
 チョウ類…アオスジアゲハ、アゲハ、カラスアゲハ、ツマキチョウ、キタキチョウ、モンシロチョウ、ヤマトシジミ、アサギマダラ蛹、ルリタテハ、コミスジ、ミノウスバ幼虫
 甲虫類…キイロクビナガハムシ
 ハチ類…セグロカブラハバチ、オオスズメバチ、キイロスズメバチ、ウシヅノキマダラハナバチ、クマバチ、コマルハナバチ
 ハエ類…マガリケムシヒキ、ホソヒラタアブ、アシブトハナアブ、スイセンハナアブ、オオクロバエ
〔鳥類〕ハシブトガラス、ムクドリ、スズメ、メジロ、シジュウカラ、ヒヨドリ、オオヨシキリ、コゲラ、アオサギ、カルガモ、ドバト
〔その他〕メダカ、モツゴ、ヨシノボリ、スジエビ、クサガメ、カナヘビ

 写真はホオノキの花、サワフタギの花、クロスジギンヤンマです。
 ホオノキはモクレン科モクレン属の落葉高木です。名前の「ホオ」は苞の意味で大きな葉に食物を盛ったことに由来します。花も大きく、直径15pほどです。武蔵野植物園に大木があり、大きく美しい花が上向きに開いている様子が頭上に見られます。
 サワフタギはハイノキ科ハイノキ属の落葉低木です。湿った場所を好み、沢に蓋をするほど茂るという意味でこの名前があります。若い枝に花序を付け、雄しべの長い白い花が開きます。枝いっぱいに花を付けた様子は目立ちます。図鑑などでは秋には藍色の実を付けるとありますが、園内のサワフタギの実はやや黒ずんだ色です。武蔵野植物園で見られます。
 武蔵野植物園の小さな池で、クロスジギンヤンマの羽化が見られました。池の縁のエナシヒゴクサで羽化していました。周囲をよく見ると、多くのクロスジギンヤンマの羽化殻が残っていました。これから飛んでいるのが見られるでしょう。
ホオノキの花
ホオノキの花
サワフタギの花
サワフタギの花
クロスジギンヤンマ
クロスジギンヤンマ
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