生物記録情報

2014.4.10
生物記録情報
 現在の自然教育園内で見られる生物の情報をお知らせします。
 
〔樹木〕
(咲き始め)エノキ、ケヤキ、コナラ、トウゴクミツバツツジ、ミツデカエデ、ヤマコウバシ
(花の見頃)アオキ、アケビ、アブラチャン、イロハモミジ、クサイチゴ、クヌギ、コクサギ、サルトリイバラ、ジャヤナギ、ニワトコ、ヒイラギナンテン、ヒメカジイチゴ、ミツバアケビ、ヤブツバキ、ヤマグワ、ヤマザクラ、ヤマブキ
(花そろそろ終わり)アセビ、イヌコリヤナギ、ウグイスカグラ、オオシマザクラ、シロヤブツバキ、ソメイヨシノ、ヒサカキ、モミジイチゴ、ヤマウグイスカグラ
(実の見頃)シュロ、ムクロジ
(芽吹き・若葉)アカシデ、アケビ、アサダ、アセビ、アブラチャン、アラカシ、イヌコリヤナギ、イヌザクラ、イヌシデ、イヌビワ、イボタノキ、イロハモミジ、ウグイスカグラ、ウスゲヤマザクラ、ウツギ、ウメ、ウワミズザクラ、エノキ、オオシマザクラ、ガクアジサイ、ガマズミ、カマツカ、キブシ、クマシデ、ケヤキ、コウヤボウキ、コクサギ、コゴメウツギ、コナラ、ゴンズイ、サルトリイバラ、サワフタギ、サンショウ、ジャヤナギ、シロモジ、スイカズラ、センニンソウ、ソメイヨシノ、ツクバネウツギ、ツノハシバミ、トウゴクミツバツツジ、ナワシロイチゴ、ニシキギ、ハンノキ、ヒメカジイチゴ、ヒメコウゾ、ビワ、マユミ、マルバウツギ、マンサク、ミズキ、ミツデカエデ、ミツバウツギ、ムベ、ムラサキシキブ、ヤマアジサイ、ヤマウグイスカグラ、ヤマグワ、ヤマコウバシ、ヤマザクラ、ヤマブキ、ヤマボウシ

〔草〕
(咲き始め)カサスゲ、カントウタンポポ、クサノオウ、ジュウニヒトエ、ツボスミレ、ヘビイチゴ、ホウチャクソウ、ミツバツチグリ、ムサシアブミ、ムラサキサギゴケ、ヤエムグラ、ヤブヘビイチゴ、ヤマブキソウ、
(花の見頃)アゼスゲ、アメリカスミレサイシン、イカリソウ、イチリンソウ、ウラシマソウ、カキドオシ、キランソウ、ケマルバスミレ、サクラソウ、シャガ、ジロボウエンゴサク、セキショウ、セントウソウ、タチツボスミレ、ニリンソウ、ノウルシ、ハナダイコン、ハナニラ、ヒメウズ、ミツガシワ、ムラサキケマン、ヤブタビラコ、ヤブニンジン、ヤマルリソウ、ラショウモンカズラ
(花そろそろ終わり)イトアオスゲ、ケスゲ、シュンラン、ショウジョウバカマ、スギナ(ツクシ)、バイモ、ヒトリシズカ
(若葉)アキカラマツ、アヤメ、アワコガネギク、イヌショウマ、ウバユリ、オドリコソウ、オヘビイチゴ、オヤブジラミ、カキツバタ、キクムグラ、キショウブ、キツネノカミソリ、キンミズヒキ、クガイソウ、クサソテツ、クサフジ、コバギボウシ、ショウブ、シュウブンソウ、シラヤマギク、シロヨメナ、スギナ、セリ、ゼンマイ、ソクズ、タイアザミ、タカトウダイ、チダケサシ、チョウジソウ、ツルボ、ドクダミ、トモエソウ、トラノオスズカケ、ナガボノシロワレモコウ、ナルコユリ、ヌスビトハギ、ノカンゾウ、ノダケ、ノブキ、ハグロソウ、ハンカイソウ、ヒトリシズカ、ヒメシダ、フクジュソウ、ミズタマソウ、メヤブマオ、ヤブカンゾウ、ヤブタバコ、ヤブマオ、ヤブレガサ、ユウガギク、ヨモギ、ワレモコウ

 動物は以下の通りです。
〔昆虫〕
 カマキリ類…ハラビロカマキリ卵鞘、コカマキリ卵鞘
 チョウ類…ツマキチョウ、キタキチョウ、ルリシジミ、アサギマダラ(幼虫)
 ハチ類…セグロカブラハバチ、セイヨウミツバチ
 ハエ類…ビロードツリアブ、アシブトハナアブ、オオクロバエ、キンバエsp.
〔鳥類〕ハシブトガラス、ムクドリ、スズメ、シメ、カワラヒワ、メジロ、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、シロハラ、ツグミ、カワセミ、コゲラ、アオサギ、カルガモ、ドバト
〔その他〕メダカ、クサガメ

 写真はイチリンソウとニリンソウの花、ラショウモンカズラの花、ミツガシワの花です。
 イチリンソウとニリンソウはキンポウゲ科イチリンソウ属の多年草です。春植物(スプリング・エフェメラル)の1種で、まだ明るい落葉樹林下で白い花を咲かせます。イチリンソウは1本の花茎に1輪、ニリンソウは2本に分かれた花茎の先にそれぞれ1輪の花が付きます。イチリンソウの大きい花は目立ちますが、花びらのように見えるものは萼片で、虫を引き寄せる目印となるのでしょう。イチリンソウは路傍植物園、ニリンソウは路傍植物園をはじめとして園内各所で見られます。
 ラショウモンカズラはシソ科ラショウモンカズラ属の多年草です。冬の間青々とした葉を広げていましたが、長さ約5pの大きく鮮やかな紫色の花を咲かせています。名前の「ラショウモン」は、この花を京都の羅生門で渡辺綱が鬼退治をしたときに切り落とした鬼の腕に見立てたものだといわれ、「カズラ」は花が終わった後、走出枝が出ることからです。路傍植物園で見られます。
 ミツガシワはリンドウ科(ミツガシワ科)ミツガシワ属の一属一種の多年草です。北半球の寒冷地の池沼に生え、暖地にも氷期の遺存種として点在しています。カシワの葉に見立てた3枚の小葉があることから、この名前があります。水生植物園の浅い池で群生しており、白い花を見ることができます。
イチリンソウとニリンソウの花
イチリンソウとニリンソウの花
ラショウモンカズラの花
ラショウモンカズラの花
ミツガシワの花
ミツガシワの花
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