生物記録情報

2014.2.6
生物記録情報
 現在の自然教育園内で見られる生物の情報をお知らせします。
 
〔樹木〕
(咲き始め)アセビ、ウグイスカグラ
(花の見頃)シロヤブツバキ、ハンノキ、ヤブツバキ
(実の見頃)アオキ、カラタチバナ、コウヤボウキ、サルトリイバラ、シュロ、スイカズラ、センリョウ、ノイバラ、マンリョウ、ムクロジ、ヤブコウジ
(紅葉)キヅタ、クサイチゴ、サネカズラ、スイカズラ、センリョウ、ナンテン、ヤブコウジ

〔草〕
(咲き始め)セツブンソウ、フクジュソウ、ユキワリイチゲ
(実の見頃)アマチャヅル、カラスウリ、キチジョウソウ、シオデ、ジャノヒゲ、ノシラン、ヒメガマ、ムサシアブミ、ヤブラン
(紅葉・黄葉)アカハナワラビ、オオハナワラビ、カキドオシ、キランソウ、ショウジョウバカマ、スイバ、ダイコンソウ、トラノオスズカケ

 動物は以下の通りです。
〔昆虫〕
 カマキリ類…オオカマキリ卵鞘
 チョウ類…アサギマダラ幼虫、イラガ繭
〔鳥類〕ハシブトガラス、シメ、カワラヒワ、アオジ、メジロ、シジュウカラ、エナガ、モズ、ヒヨドリ、ウグイス、シロハラ、ツグミ、ジョウビタキ、コゲラ、アオサギ、キジバト、ドバト

 写真はフクジュソウの花、アセビの花、冬の野鳥観察です。
 フクジュソウはキンポウゲ科フクジュソウ属の多年草です。旧暦の元旦の頃に開花することから、おめでたい花として福寿草(ふくじゅそう)という名がついたと言われています。正月の床飾りとされ、かつては元旦草とも呼ばれました。黄色い花弁のように見えるのは萼片です。晴れた日に、陽の光を浴びて開き、夜間は閉じています。武蔵野植物園で咲き始めました。
 アセビはツツジ科アセビ属の常緑低木で、白いつぼ型のかわいらしい花を下向きに咲かせます。「馬酔木」と書き、馬がこの葉を食べると酔ったように足が不自由になることから、「足癈(あしじひ)」と呼ばれ、しだいに変化して「あしび」そして「あせび」となりました。アセボトキシンという毒をもち、蜂蜜を経由してヒトに中毒症状が起こることがあります。ひょうたん池の前で見られます。
 落葉樹は葉を落とし、草は枯れ目立つ色のない景色の中に、野鳥の姿が目立つ季節です。よく見られる野鳥ですが、その行動をカメラに納めることができました。
フクジュソウの花
フクジュソウの花
アセビの花
アセビの花
冬の野鳥観察
冬の野鳥観察
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