生物記録情報

2013.6.27
生物記録情報
 現在の自然教育園内で見られる生物の情報をお知らせします。
 
〔樹木〕
(咲き始め)アオツヅラフジ、エビヅル、カラタチバナ、ネムノキ、ヒトツバハギ、ヤマハギ、リョウブ
(花の見頃)センリョウ、ヤブコウジ
(花そろそろ終わり)ガクアジサイ、サツキ、ナンテン、ムクロジ
〔草〕
(咲き始め)アズマカモメヅル、オニドコロ、キツネガヤ、ギンミズヒキ、コバノカモメヅル、シオデ、シロネ、ソクズ、ツユクサ、ツルニガクサ、ハグロソウ、ママコノシリヌグイ、ミゾソバ、ミソハギ、メヤブマオ、ヤブミョウガ
(花の見頃)アサザ、イヌヌマトラノオ、ウマノミツバ、オオチドメ、オオバギボウシ、オカトラノオ、ケキツネノボタン、コヒルガオ、タカトウダイ、タケニグサ、チゴザサ、チダケサシ、トモエソウ、ノカンゾウ、ハエドクソウ、ハンゲショウ、ヒメガマ、ヒメジョオン、ミズヒキ、ヤブカンゾウ、ヤブマオ、ヨウシュヤマゴボウ
(花そろそろ終わり)アイイロニワゼキショウ、クサフジ、シロツメクサ、ナガバハエドクソウ、ニワゼキショウ、ネジバナ、フトイ

 動物は以下の通りです。
〔クモ類〕モエギザトウムシ、イオウイロハシリグモ、ササグモ、ナガコガネグモ幼体、マミジロハエトリ
〔昆虫〕
 トンボ類…オニヤンマ、クロスジギンヤンマ、オオシオカラトンボ、シオカラトンボ、ショウジョウトンボ、コシアキトンボ
 バッタ類…ショウリョウバッタ幼虫、キアシヒバリモドキ
 カメムシ類…アメンボ、クロモンサシガメ
 チョウ類…アオスジアゲハ、アゲハ、クロアゲハ、モンシロチョウ、キタキチョウ、ベニシジミ、ヤマトシジミ、ツマグロヒョウモン、コミスジ、ヒカゲチョウ、キマダラセセリ
 甲虫類…マメコガネ、クロウリハムシ
 ハエ類…クロバネツリアブ、ムシヒキアブsp.、ホソヒラタアブ、ヒメヒラタアブ、ツマグロコシボソハナアブ、キンバエ
 ハチ類…ルリチュウレンジ、セグロカブラハバチ、アカスジツチバチ、ハラナガツチバチ、チビドロバチ、セグロアシナガバチ、アメリカジガバチ、アカガネコハナバチ、クマバチ
     
〔鳥類〕ハシブトガラス、スズメ、メジロ、シジュウカラ、ヒヨドリ、ツバメ、コゲラ、カルガモ、キジバト、ドバト

〔その他〕クサガメ、メダカ、ヨシノボリ、モツゴ、スジエビ、アメリカザリガニ、ミスジマイマイ、オカダンゴムシ

 写真はチダケサシの花、ノカンゾウとヤブカンゾウの花、ヒメガマの花です。
 チダケサシはユキノシタ科チダケサシ属の多年草です。湿った草地などに生育します。「乳茸刺」と書き、チダケという食用のキノコを採り、持ち帰る時にこの草の茎に刺したことからこの名前があります。ピンク色のかわいらしい花からはちょっと想像しにくい名前です。水生植物園と武蔵野植物園で見られます。
 ノカンゾウとヤブカンゾウはユリ科ワスレグサ属の多年草です。この仲間は朝咲き、夕方にはしぼんでしまう1日花です。いずれも湿った草地に生えます。ノカンゾウという名前は漢名の「野萓草」から来ています。日本では古くはワスレグサと呼ばれていました。憂いを忘れさせる草という意味です。ノカンゾウは水生植物園と武蔵野植物園で見られます。八重咲きのヤブカンゾウは武蔵野植物園といもりの池周辺で見られます。
 ヒメガマはガマ科ガマ属の多年草です。水辺や湿地に生育します。同じ仲間のガマやコガマとの区別点は、雄花群と雌花群の間が離れていることです。花軸の上部の雄花群は花が終わると軸だけが残ります。水生植物園で見られます。
チダケサシの花
チダケサシの花
ノカンゾウとヤブカンゾウの花
ノカンゾウとヤブカンゾウの花
ヒメガマの花
ヒメガマの花
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