生物記録情報

2013.7.2
生物記録情報
 現在の自然教育園内で見られる生物の情報をお知らせします。
 
〔樹木〕
(咲き始め)エビヅル、トウネズミモチ、ナツフジ、ノブドウ
(花の見頃)アオツヅラフジ、カラタチバナ、ネムノキ、ヒトツバハギ、ヤブコウジ、ヤマハギ、リョウブ
(花そろそろ終わり)ガクアジサイ、センリョウ、ナンテン
〔草〕
(咲き始め)アズマカモメヅル、コバノカモメヅル、ジャノヒゲ、ツユクサ、ツルニガクサ、ヌマトラノオ、ミゾソバ、ミソハギ、ヤブミョウガ、ヤマユリ、ユウガギク
(花の見頃)アサザ、イヌヌマトラノオ、ウマノミツバ、オオチドメ、オオバギボウシ、オカトラノオ、オニドコロ、キツネガヤ、ギンミズヒキ、ケキツネノボタン、シオデ、シロネ、ソクズ、タカトウダイ、タケニグサ、チゴザサ、チダケサシ、ノカンゾウ、ハエドクソウ、ハグロソウ、ハンゲショウ、ヒメガマ、ヒメジョオン、ママコノシリヌグイ、ミズヒキ、ミツバ、メヤブマオ、ヤブカンゾウ、ヤブマオ、ヨウシュヤマゴボウ
(花そろそろ終わり)アイイロニワゼキショウ、クサフジ、シロツメクサ、ナガバハエドクソウ、ネジバナ

 動物は以下の通りです。
〔クモ類〕モエギザトウムシ、ササグモ、オオシロカネグモ、ナガコガネグモ幼体
〔昆虫〕
 トンボ類…アオヤンマ、ギンヤンマ、クロスジギンヤンマ、オオシオカラトンボ、シオカラトンボ、ショウジョウトンボ、コシアキトンボ、チョウトンボ
 バッタ類…ショウリョウバッタ幼虫
 カメムシ類…アメンボ
 チョウ類…アオスジアゲハ、アゲハ(成虫・幼虫)、クロアゲハ、カラスアゲハ、モンシロチョウ、キタキチョウ、ムラサキシジミ、ムラサキツバメ、ヤマトシジミ、ルリシジミ、コミスジ、ヒカゲチョウ
 甲虫類…オオヒラタシデムシ、マメコガネ、イノコヅチカメノコハムシ
 ハチ類…セグロカブラハバチ、キオビツチバチ、オオハヤバチ、クマバチ
 ハエ類…クロバネツリアブ、シオヤアブ、マダラアシナガバエ、ホソヒラタアブ、ヒメヒラタアブ
     
〔鳥類〕ハシブトガラス、スズメ、メジロ、シジュウカラ、ヒヨドリ、コゲラ、カルガモ、キジバト、ドバト

〔その他〕カナヘビ、クサガメ、メダカ、ヨシノボリ、モツゴ、スジエビ、アメリカザリガニ、オカダンゴムシ

 写真はハグロソウの花、タカトウダイの花、ヤマユリの花です。
 ハグロソウはキツネノマゴ科ハグロソウ属の多年草です。葉が暗緑色であることから「葉黒草」と名付けられました。花は約2cmで、上唇と下唇に分かれ、また花弁の内側には赤い斑紋があり、特徴のある形をしています。現在、路傍植物園で見られます。
 タカトウダイはトウダイグサ科タカトウダイ属の多年草です。名前の由来は昔の明かりを載せる台の形に似ていることからです。4月に花を咲かせていたノウルシ(2013.3.26の生物記録情報)と同じ仲間で花の作りはよく似ています。水生植物園で見られます。
 ヤマユリはユリ科ユリ属の多年草です。日本特産の最大のユリで、美しい大輪の花を咲かせ、強い香りを放ちます。武蔵野植物園に足を踏み入れるとその香りが漂っています。ユリの名前の由来は、茎が高く伸びて重たげに花が咲き、風によってその花が揺れるからです。西洋では、このヤマユリを母種として多くの栽培種が生まれました。
ハグロソウの花
ハグロソウの花
タカトウダイの花
タカトウダイの花
ヤマユリの花
ヤマユリの花
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