生物記録情報

2013.7.23
生物記録情報
 現在の自然教育園内で見られる生物の情報をお知らせします。
 
〔樹木〕
(咲き始め)カラスザンショウ、サネカズラ、ノブドウ
(花の見頃)アオツヅラフジ、エビヅル、クサギ、クズ、シロミノマンリョウ、マンリョウ、ヤマハギ

〔草〕
(咲き始め)アマチャヅル、ウリクサ、キンミズヒキ、コヤブタバコ、スズメノヒエ、ツユクサ、ヌスビトハギ、ヒメヤブラン、ヒヨドリジョウゴ、ヘクソカズラ、マツカゼソウ、ミゾソバ、ヤブガラシ、ユウガギク
(花の見頃)アキカラマツ、アサザ、アズマカモメヅル、イヌヌマトラノオ、ウバユリ、オニドコロ、カラスウリ、ギンミズヒキ、ケキツネノボタン、サガミラン、シロネ、ソクズ、ダイコンソウ、タカトウダイ、タケニグサ、ツルニガクサ、ヌマトラノオ、ハエドクソウ、ハグロソウ、ママコノシリヌグイ、ミズタマソウ、ミズヒキ、ミソハギ、ミョウガ、メヤブマオ、ヤブミョウガ、ヤブラン、ヤマノイモ、ヨウシュヤマゴボウ
(花そろそろ終わり)シロツメクサ、ノカンゾウ、ヒメジョオン、ミツバ、ヤブカンゾウ、ヤブマオ

 動物は以下の通りです。
〔クモ類〕ササグモ、ジョロウグモ幼体、ナガコガネグモ
〔昆虫〕
 トンボ類…オニヤンマ、ギンヤンマ、シオカラトンボ、オオシオカラトンボ、ショウジョウトンボ、コシアキトンボ
 バッタ類…ササキリ幼虫、コバネイナゴ幼虫、ショウリョウバッタ幼虫
 カメムシ類…アメンボ、ニイニイゼミ、ヒグラシ、ミンミンゼミ、アブラゼミ、アワフキムシsp.
 チョウ類…アオスジアゲハ、アゲハ(成虫・幼虫)、クロアゲハ、モンシロチョウ、キタキチョウ、ベニシジミ、ヤマトシジミ、ルリシジミ、アサギマダラ、ツマグロヒョウモン、コミスジ、アカボシゴマダラ、ヒカゲチョウ、イチモンジセセリ
 甲虫類…オオヒラタシデムシ幼虫、マメコガネ、トホシテントウ、ヨツスジトラカミキリ
 ハチ類…セグロカブラハバチ、オオフタオビドロバチ、ムモンホソアシナガバチ、オオハヤバチ、ヤノトガリハナバチ、クマバチ
 ハエ類…クロバネツリアブ、マガリケムシヒキ、シオヤアブ、ホソヒラタアブ、キンバエsp.
〔鳥類〕ハシブトガラス、スズメ、メジロ、シジュウカラ、ヒヨドリ、ツバメ、コゲラ、カイツブリ、キジバト、ドバト
〔その他〕クサガメ、メダカ、ヨシノボリ、モツゴ、スジエビ、ウシガエル、カナヘビ

 写真はミョウガの花、クサギの花、ダイコンソウの花です。
 ミョウガはショウガ科ショウガ属の多年草です。古い時代に中国から渡り、栽培されていたものが野生状態になったと思われます。開花前のつぼみが食用として利用されます。漢字で「茗荷」と書き、物忘れのひどい人が自分の名前も忘れてしまい、背中に自分の名の荷札をつけ、死後その人のお墓に見慣れない草が生えていたという故事が名前の由来となっています。路傍植物園といもり池周辺で見られます。
 クサギはクマツヅラ科(シソ科)クサギ属の落葉低木です。葉に独特の臭気があるのでこの名前がつけられましたが、花は良い匂いがします。実の青汁が藍染めより薄い青に染色でき、クサギ染めと言われました。水生植物園で見られます。
 ダイコンソウはバラ科ダイコンソウ属の多年草です。根生葉がダイコンの葉に似ていることから名付けられました。花のあと花柱の先が強く鉤状に曲がって実となり、秋には動物の毛などに付くいわゆる「ひっつき虫」となり、種子が散布されます。園内各所で見られます。
ミョウガの花
ミョウガの花
クサギの花
クサギの花
ダイコンソウの花
ダイコンソウの花
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