生物記録情報

2013.7.30
生物記録情報
 現在の自然教育園内で見られる生物の情報をお知らせします。
 
〔樹木〕
(咲き始め)カクレミノ、サネカズラ
(花の見頃)アオツヅラフジ、エビヅル、カラスザンショウ、クサギ、クズ、ノブドウ
(花そろそろ終わり)シロミノマンリョウ、マンリョウ、ヤマハギ

〔草〕
(咲き始め)イノコヅチ、ガンクビソウ、キツネノカミソリ、キツネノマゴ、コバギボウシ、コヤブタバコ、シュロソウ、ヌスビトハギ、ヒルガオ、ヘクソカズラ、ユウガギク
(花の見頃)アサザ、アキカラマツ、アズマカモメヅル、アマチャヅル、ウリクサ、オニドコロ、カラスウリ、キンミズヒキ、コバノカモメヅル、コヒルガオ、シロネ、ソクズ、ダイコンソウ、タカトウダイ、ツルニガクサ、ツユクサ、ヌマトラノオ、ハグロソウ、ヒメヤブラン、ヒヨドリジョウゴ、フシグロセンノウ、マツカゼソウ、ママコノシリヌグイ、ミズタマソウ、ミズヒキ、ミソハギ、ミョウガ、メヤブマオ、ヤブガラシ、ヤブミョウガ、ヤブラン、ヤマノイモ、ヨウシュヤマゴボウ
(花そろそろ終わり)アイイロニワゼキショウ、イヌヌマトラノオ、ウバユリ、ウマノミツバ、ギンミズヒキ、ケキツネノボタン、シロツメクサ、タケニグサ、ハエドクソウ、ヒメジョオン、ミゾソバ、ミツバ、ヤブマオ

 動物は以下の通りです。
〔クモ類〕ジョロウグモ幼体、ナガコガネグモ
〔昆虫〕
 トンボ類…ギンヤンマ、シオカラトンボ、オオシオカラトンボ、ショウジョウトンボ、コシアキトンボ、チョウトンボ、ウスバキトンボ
 バッタ類…ウスグモスズ幼虫
 カメムシ類…アメンボ、ニイニイゼミ、ヒグラシ、ミンミンゼミ、アブラゼミ、クマゼミ、アオバハゴロモ、スケバハゴロモ、ベッコウハゴロモ
 チョウ類…アオスジアゲハ、アゲハ、クロアゲハ、モンシロチョウ、キタキチョウ、ヤマトシジミ、コミスジ、ヒカゲチョウ
 甲虫類…マメコガネ、ニジュウヤホシテントウ
 ハチ類…セグロカブラハバチ、コンボウヤセバチ、ハラナガツチバチ、キオビツチバチ、オオフタオビドロバチ、キイロスズメバチ、クマバチ
 ハエ類…クロバネツリアブ、シオヤアブ、マダラアシナガバエ、ホソヒラタアブ、キンバエsp.、ヨコジマオオハリバエ
〔鳥類〕ハシブトガラス、スズメ、メジロ、シジュウカラ、ヒヨドリ、コゲラ、カイツブリ、キジバト、ドバト
〔その他〕クサガメ、メダカ、ヨシノボリ、モツゴ、スジエビ、ウシガエル、カナヘビ

 写真はフシグロセンノウの花、キンミズヒキの花、マツカゼソウの花です。
 フシグロセンソウはナデシコ科センノウ属の多年草です。武蔵野植物園で色鮮やかな朱色の花を咲かせています。名前は節が黒ずんでいるセンノウという意味です。センノウは京都の寺「仙翁寺」にあった中国から伝わったナデシコ科の植物のことです。
 キンミズヒキはバラ科キンミズヒキ属の多年草で、山道や草地などに生えます。赤と白の花をつけるタデ科のミズヒキ(のし袋につける水引にたとえた)に花のようすが似て黄色の花をつけることから名付けられました。果実には棘があり、これが動物にひっついて散布される、いわゆる「ひっつき虫」です。路傍植物園・水生植物園・武蔵野植物園で見られます。
 マツカゼソウはミカン科マツカゼソウ属の多年草です。日本では他のミカン科は樹木で、このマツカゼソウだけが草本です。「松風草」と書き、その姿に趣があるためにつけられた名前でしょうか。風に揺れる様はいかにも涼しげです。路傍植物園と武蔵野植物園で見られます。
フシグロセンノウの花
フシグロセンノウの花
キンミズヒキの花
キンミズヒキの花
マツカゼソウの花
マツカゼソウの花
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