生物記録情報

2013.4.25
生物記録情報
 現在の自然教育園内で見られる生物の情報をお知らせします。
 
〔樹木〕
(咲き始め)コゴメウツギ
(花の見頃)サワフタギ、シュロ、ツクバネウツギ、ニシキギ、ハクウンボク、ヒメグルミ、ヒメコウゾ、フジ、ミズキ、ミツデカエデ、ムクノキ、ヤブデマリ、ヤマツツジ
(花そろそろ終わり)イヌザクラ、イロハモミジ、クサイチゴ、シロヤブツバキ、チドリノキ、ムベ

〔草〕
(咲き始め)アヤメ、オヤブジラミ、トボシガラ
(花の見頃)エビネ、オドリコソウ、オニタビラコ、オヘビイチゴ、カタバミ、カントウタンポポ、キクムグラ、キュウリグサ、キランソウ、キンラン、クサノオウ、シャガ、シラスゲ、スイバ、セキショウ、タマノカンアオイ、チョウジソウ、ツボスミレ、ハコベ、ハナイバナ、ハルジオン、ヘビイチゴ、ホウチャクソウ、ミゾイチゴツナギ、ムラサキサギゴケ、ヤブタビラコ、ヤブヘビイチゴ、ヤマブキソウ、ヤワラスゲ
(花そろそろ終わり)ウラシマソウ、エナシヒゴクサ、カキドオシ、ジュウニヒトエ、セントウソウ、タチイヌノフグリ、ハナダイコン、ヒメウズ、ミツガシワ、ミツバツチグリ、ムサシアブミ、ムラサキケマン、ヤエムグラ

 動物は以下の通りです。
〔昆虫〕
 チョウ類…アオスジアゲハ、クロアゲハ、モンシロチョウ、キタキチョウ、ルリシジミ
 ハエ類…ビロードツリアブ、ホソヒラタアブ
 ハチ類…セグロカブラハバチ(ニホンチュウレンジより訂正)、ニホンカブラハバチ、クマバチ
 カメムシ類…アメンボ
     
〔鳥類〕ハシブトガラス、スズメ、シメ、アオジ、ハクセキレイ、メジロ、シジュウカラ、ヒヨドリ、シロハラ、コゲラ、アオサギ、カワウ、キジバト、ドバト

〔その他〕カナヘビ、アズマヒキガエル幼生、クサガメ、モツゴ、メダカ、スジエビ

 写真はチョウジソウの花、ミズキの花、サワフタギの花です。
 チョウジソウはキョウチクトウ科チョウジソウ属の多年草です。川岸など湿ったところに生えます。花を横から見ると、「丁」字の形に見えることからこの名前があります。薄紫色の美しい花の大群落が水生植物園で見られます。また、路傍植物園、武蔵野植物園でも小群落が見られます。
 ミズキはミズキ科ミズキ属の落葉高木です。春先に枝を切ると水がしたたり落ちることからミズキ(水木)という名前が付けられました。冬の間水分の吸い上げをストップし、最小限の水分だけで冬を過ごしますが、春先に精力的に水を吸い上げ、折れた枝先などから樹液があふれ出すこともあります。枝先に花序を広げ、白い小花を多数付けます。園内各所で見られます。
 サワフタギはハイノキ科ハイノキ属の落葉低木です。湿った場所を好み、沢に蓋をするほど茂るという意味でこの名前があります。若い枝に花序を付け、雄しべの長い白い花が開きます。枝いっぱいに花を付けた様子は目立ちます。図鑑などでは秋には藍色の実を付けるとありますが、園内のサワフタギの実はやや黒ずんだ色です。武蔵野植物園で見られます。
チョウジソウの花
チョウジソウの花
ミズキの花
ミズキの花
サワフタギの花
サワフタギの花
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