生物記録情報
　現在の自然教育園内で見られる生物の情報をお知らせします。
　
〔樹木〕
（咲き始め）スダジイ、トベラ、ノイバラ、ホオノキ、マユミ、マルバウツギ
（花の見頃）コゴメウツギ、シュロ、ツルウメモドキ、ニガキ、ニシキギ、ハクウンボク、フジ、ミズキ、ヤブデマリ、ヤマツツジ
（花そろそろ終わり）イヌザクラ、クサイチゴ、サワフタギ、シロヤブツバキ、ツクバネウツギ、ヒメグルミ、ムクノキ、ムベ

〔草〕
（咲き始め）ウシハコベ、カキツバタ、トウバナ、ナルコユリ、ムサシノキスゲ
（花の見頃）アヤメ、ウスアカカタバミ、エビネ、オドリコソウ、オニタビラコ、オヘビイチゴ、オヤブジラミ、カタバミ、カニツリグサ、キクムグラ、キュウリグサ、キランソウ、キンラン、クサノオウ、シソバタツナミ、シャガ、シラスゲ、スイバ、タマノカンアオイ、チョウジソウ、トボシガラ、ハナイバナ、ハルジオン、フタリシズカ、ヘビイチゴ、ホウチャクソウ、ミゾイチゴツナギ、ムラサキサギゴケ、ヤブスゲ、ヤブタビラコ、ヤブヘビイチゴ
（花そろそろ終わり）エナシヒゴクサ、カキドオシ、カントウタンポポ、セキショウ、ツボスミレ､ハコベ、ハナダイコン、ヒゴクサ、ヒメウズ、ムサシアブミ、ヤマブキソウ

　動物は以下の通りです。
〔昆虫〕
　チョウ類…アオスジアゲハ、クロアゲハ、モンシロチョウ、コミスジ
　甲虫類…シモフリコメツキ
　ハエ類…ホソヒラタアブ、スイセンハナアブ
　ハチ類…ワモンヒラタハバチ、セグロカブラハバチ（ニホンチュウレンジより訂正）、クマバチ
　カメムシ類…アメンボ
　　　　　
〔鳥類〕ハシブトガラス、スズメ、シメ、アオジ、ハクセキレイ、メジロ、シジュウカラ、ヤマガラ、ヒヨドリ、オオルリ、センダイムシクイ、オオヨシキリ、コゲラ、カルガモ、キジバト、ドバト

〔その他〕カナヘビ、アズマヒキガエル幼生、クサガメ、メダカ、スジエビ

　写真はアヤメの花、コゴメウツギの花、ハクウンボクの花です。
　アヤメはアヤメ科アヤメ属の多年草です。初夏の代表的な草本で、草原に生えます。外花披片の基部に綾になった目があることからこの名前があるようです。アヤメと同じ仲間のカキツバタも咲き始めており、こちらは水辺に生えます。いずれも水生植物園で見られます。
　コゴメウツギはバラ科コゴメウツギ属の落葉低木です。小さな白い花を、白米を小さく砕いた小米（コゴメ）に例えたことからこの名前があります。よく枝分かれしてうっそうとした枝振りになります。路傍植物園と武蔵野植物園で見られます。
　ハクウンボクはエゴノキ科エゴノキ属の落葉高木です。園内でこれから開花するエゴノキとよく似た花を咲かせますが、エゴノキに比べると葉が大きく丸く、花序も大きいことから見分けられます。白い花が鈴なりに咲く様子を「白雲」に見立てたことから名前が付けられました。路傍植物園と水生植物園で見られます。