生物記録情報

2013.5.8
生物記録情報
 現在の自然教育園内で見られる生物の情報をお知らせします。
 
〔樹木〕
(咲き始め)エゴノキ、ガマズミ、マユミ
(花の見頃)コゴメウツギ、シュロ、スダジイ、トベラ、ノイバラ、ホオノキ、マルバウツギ、ミズキ
(花そろそろ終わり)ニシキギ、ハクウンボク、ヤマツツジ

〔草〕
(咲き始め)アイイロニワゼキショウ、シロツメクサ
(花の見頃)アヤメ、ウシハコベ、ウスアカカタバミ、オニタビラコ、オヘビイチゴ、オヤブジラミ、カキツバタ、カタバミ、カニツリグサ、キクムグラ、キュウリグサ、クサノオウ、スズメノカタビラ、タマノカンアオイ、チョウジソウ、トウバナ、ナルコユリ、ハナイバナ、ハルジオン、フタリシズカ、フトイ、ヘビイチゴ、ムサシノキスゲ、ムラサキサギゴケ、ヤブヘビイチゴ
(花そろそろ終わり)カントウタンポポ、キランソウ、キンラン、シソバタツナミ、シラスゲ、スイバ、トボシガラ、ハナダイコン、ホウチャクソウ、ミゾイチゴツナギ、ムサシアブミ、ヤブスゲ、ヤブタビラコ、ヤマブキソウ

 動物は以下の通りです。
〔昆虫〕
カメムシ類…アメンボ
チョウ類…アオスジアゲハ、アゲハ、クロアゲハ、モンシロチョウ、モンキチョウ、ツマグロヒョウモン、コミスジ
ハエ類…マガリケムシヒキ、ホソヒラタアブ、アシブトハナアブ、スイセンハナアブ
ハチ類…ワモンヒラタハバチ、セグロカブラハバチ(ニホンチュウレンジより訂正)、オオツマグロハバチ、ウツギノヒメハナバチ、クマバチ
     
〔鳥類〕ハシブトガラス、スズメ、メジロ、シジュウカラ、ヒヨドリ、キビタキ、オオルリ、ツバメ、コゲラ、カルガモ、キジバト、ドバト

〔その他〕カナヘビ、アズマヒキガエル幼生、クサガメ、メダカ、スジエビ

 写真はマルバウツギの花、マユミの花、ノイバラの花です。
マルバウツギはユキノシタ科ウツギ属の落葉低木です。名前は同じ仲間のウツギに似て葉が丸いという意味です。また、ウツギは「空木」と書き、茎が中空という意味です。マルバウツギの白い花は、「卯の花」と呼ばれるウツギより早く花を咲かせます。路傍植物園と武蔵野植物園で見られます。
 マユミはニシキギ科マユミ属の落葉低木です。漢字で「真弓」と書き、昔この木材で弓を造ったことが名前の由来となっています。「繭実」説もあり、実が枝から花柄でぶら下がる様子が、カイコの繭を糸でぶら下げたのに似るので名前が付けられたとも言われます。花は小さく地味で、ピンク色の熟した実の様子の方が目立ちます。雌雄異株で、路傍植物園水生植物園など園内各所で見られます。
 ノイバラはバラ科バラ属の半つる性の落葉低木です。沖縄を除く全国の山野に自生するバラで、甘い香りがあります。裸地や河原、湿地などの日当たりの良い場所を好みます。名前は野に生えるイバラ、すなわち刺のある植物という意味です。水生植物園と中央湿地などで見られます。
マルバウツギの花
マルバウツギの花
マユミの花
マユミの花
ノイバラの花
ノイバラの花
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