生物記録情報

2013.6.5
生物記録情報
 現在の自然教育園内で見られる生物の情報をお知らせします。
 
〔樹木〕
(咲き始め)アカメガシワ、ケンポナシ、ナンテン、ムラサキシキブ、ヤブニッケイ
(花の見頃)ガクアジサイ、サツキ、テイカカズラ
(花そろそろ終わり)ネズミモチ、ハマクサギ、ヤマアジサイ、ヤマボウシ

〔草〕
(咲き始め)タカトウダイ、ツユクサ、トモエソウ、ホタルブクロ
(花の見頃)アイイロニワゼキショウ、アサザ、オオチドメ、カタバミ、クガイソウ、クサノオウ、クサフジ、クララ、ケキツネノボタン、コナスビ、コモチマンネングサ、シロツメクサ、スズメノカタビラ、ドクダミ、ナガバハエドクソウ、ニワゼキショウ、ヌカボ、ノハナショウブ、ハンカイソウ、ヒメジョオン、フトイ
(花そろそろ終わり)イ、イヌガラシ、オオバコ、キクムグラ、クサイ、クサヨシ、ツメクサ、トウバナ、ヤマブキショウマ

 動物は以下の通りです。
〔昆虫〕
 トンボ類…シオカラトンボ、オオシオカラトンボ、コシアキトンボ
 カメムシ類…アメンボ
 アブラムシ類…モモコフキアブラムシ
 チョウ類…アオスジアゲハ、クロアゲハ、モンシロチョウ、キタキチョウ、ルリシジミ、アサギマダラ(幼虫)、ツマグロヒョウモン、コミスジ、ゴマダラチョウ、ヒメジャノメ、ヒカゲチョウ、ヒロオビトンボエダシャク
 甲虫類…ナミテントウ(蛹)、トホシテントウ、ニセビロウドカミキリ、ヨツスジハナカミキリ、トホシオサゾウムシ
 ハエ類…クロバネツリアブ、マダラアシナガバエ、ホソヒラタアブ、ヒメヒラタアブ、ツマグロコシボソハナアブ、アシブトハナアブ、ナミルリイロハラナガハナアブ、キンバエ
 ハチ類…セグロカブラハバチ(ニホンチュウレンジより訂正)、セグロアシナガバチ、オオスズメバチ、クマバチ、コマルハナバチ、セイヨウミツバチ
     
〔鳥類〕ハシブトガラス、スズメ、メジロ、シジュウカラ、ウグイス、ヒヨドリ、コゲラ、カルガモ、キジバト、ドバト

〔その他〕カナヘビ、クサガメ、メダカ、ヨシノボリ、モツゴ、スジエビ、アメリカザリガニ、ミスジマイマイ

 写真はクサフジの花、ハンカイソウの花、アサザの花です。
 クサフジはマメ科ソラマメ属のつる性の多年草です。名前は、フジに似た花を咲かせる草という意味ですが、フジの花の穂は垂れ下がり、クサフジの穂は上に立ち上がります。日当たりのよい湿った草地に生え、葉は羽状複葉で、先端は巻きひげになって絡み付きます。水生植物園で見られます。
 ハンカイソウはキク科メタカラコウ属の多年草です。静岡県以西の山地の湿ったところに自生します。葉も花も大型で目立ちます。この壮大な草の姿を、三国志の劉邦(りゅうほう)の護衛役を務めた豪傑「樊會(はんかい)」に見立てたことが名前の由来です。水生植物園と武蔵野植物園で見られます。
 アサザはミツガシワ科アサザ属の多年草です。北海道を除く各地の池や沼に生える水草です。根は土中にあり、水面にスイレンの葉を小さくしたような葉を広げます。アサザという名前の由来は、水深の浅いところ=浅沙(あささ)に生えることから来ています。武蔵野植物園の小さな池で美しい黄色い花が見られます。
クサフジの花
クサフジの花
ハンカイソウの花
ハンカイソウの花
アサザの花
アサザの花
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