生物記録情報

2012.1.5
 シモバシラはシソ科シモバシラ属の多年草です。

 「シモバシラ」という名前は「霜柱」の意味で、冬にこの草の枯れた茎に氷の柱が見られることからです。地中の水分が茎の中を上昇し、茎を割ってできるのです。茎の裂け目が広がり過ぎると、この現象は見られなくなります。
 氷の柱は気温の上昇とともに融けてしまうので、なるべく早い時間に入園されることをお勧めします。
 シモバシラは武蔵野植物園と路傍植物園で見られます。

 秋に白い花を咲かせますが、自然教育園では昨年は9月下旬から10月上旬にかけて見られました。
シモバシラの氷柱
シモバシラの氷柱
画像をクリックすると大きくなります。