生物記録情報

2011.1.13
 シモバシラはシソ科シモバシラ属の多年草です。

 「シモバシラ」という名前は、「霜柱」の意味で、冬にこの草の茎に、氷の柱が見られることからです。地中の水分が茎の中を上昇し、茎を割ってできるのです。茎の裂け目が広がり過ぎると、この現象は見られなくなります。
 氷の柱は気温の上昇とともに融けてしまうので、なるべく早い時間に入園されることをお勧めします。
 シモバシラは武蔵野植物園と路傍植物園で見られます。

 また、秋に白い花を咲かせますが、自然教育園では昨年は10月初旬から中旬にかけて見られました。

シモバシラの氷柱
シモバシラの氷柱
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