生物記録情報

2009.8.26
 現在の自然教育園内の主な植物の見頃情報をお知らせします。
 ススキの穂も出始め、園内も少しずつ秋らしくなっています。ワレモコウも秋を代表する野草ですが、現在水生植物園ではバラ科ワレモコウ属の多年草を3種類見ることができます。写真のワレモコウ、ナガボノシロワレモコウ、ナガボノアカワレモコウの花です。「ワレモコウ」という名が付いたのには、こんなにも目立たない花のためか、「我も紅(こう)なり」と、主張しているのではないか、という説があります。「ナガボノシロワレモコウ」は、長い穂の白いワレモコウの意、「ナガボノアカワレモコウ」は長い穂の赤いワレモコウの意です。

〔樹木〕
(咲き始め) センニンソウ
(花の見頃) アオツヅラフジ、エビヅル、サネカズラ、ノブドウ、ヤマハギ
(花そろそろ終わり) クサギ、タラノキ、
(実の見頃) ヤマボウシ

〔草〕
(咲き始め) オトコエシ、ゲンノショウコ、シロバナサクラタデ、タイアザミ、ツルマメ、ヒヨドリバナ、フジバカマ、ミズオトギリ、モミジガサ
(花の見頃) イノコズチ、ウリクサ、エゾアブラガヤ、オオヒナノウスツボ、オトギリソウ、オニドコロ、オヒシバ、カナムグラ、ガンクビソウ、キツネノマゴ、キンミズヒキ、クサノオウ、クズ、コバギボウシ、コバノカモメヅル、サワヒヨドリ、シラヤマギク、シロネ、シロバナキツネノマゴ、スズメノヒエ、ダイコンソウ、タカトウダイ、ツユクサ、ツルボ、トラノオスズカケ、ナガボノアカワレモコウ、ナガボノシロワレモコウ、ナンバンギセル、ヌスビトハギ、ヌマトラノオ、ノシラン、ノハラアザミ、ノブキ、ハグロソウ、ハシカグサ、ヒルガオ、ヘクソカズラ、マツカゼソウ、ミソハギ、メハジキ、ヤブミョウガ、ヤブラン、ヤマノイモ、ヤマホトトギス、ユウガギク、ヨウシュヤマゴボウ、ワレモコウ
(花そろそろ終わり) アキカラマツ、イヌヌマトラノオ、コヤブタバコ、ハエドクソウ、フシグロセンノウ、ミズヒキ、メヤブマオ
(実の見頃) タマサンゴ、ホウチャクソウ、ヤブミョウガ
ワレモコウの花
ワレモコウの花
ナガボノシロワレモコウの花
ナガボノシロワレモコウの花
ナガボノアカワレモコウの花
ナガボノアカワレモコウの花
画像をクリックすると大きくなります。