附属自然教育園

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スタッフブログ

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8月27日(木) 秋の気配
こんにちは、事務室uです。

園内では、セミのにぎやかな鳴き声が響き渡っています。

連日続いた猛暑日から一転、朝・晩は涼しい風が吹き、季節の変わり目を迎え、秋の気配を感じられるようになりました。

水生植物園では、ススキ(秋の七草の一つ「尾花」)の花が咲きはじめました。枝別れした小穂から、赤・黄色と複数ついて見えるものが雄しべになります。

ススキは各地の平地の道端・草原から山地までと、広範囲に自生し、十五夜のお月見に飾られるなど、私たちには馴染み深く、風情を感じさせる植物です。

すこしずつ漂い始めた秋の空気と、過ぎ行く夏を教育園の自然の中で感じていただければと思います。

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8月21日(金) BUONO!
こんにちは、事務室のmです。

今回は自然教育園のご近所にあるお店をご紹介したいと思います。

自然教育園のおとなり東京都庭園美術館の対面に、ローマの伝統料理を中心としたイタリア料理のお店があります。
お店の名前は「TRATTORIA DAL BIRBANTE GIOCONDO(トラットリア・ダル・ビルバンテ・ジョコンド)」。
BIRBANTE GIOCONDOは、愉快ないたずらっ子という意味合いだそうです。

写真は日替わりのパスタです。
塩味がしっかりきいていて、パスタはもちもちでした!
平日のランチは1000円からいただけます。
そろそろ食欲の秋。
自然教育園を散策されたあとで、訪れてみてはいかがでしょうか。

電話 03-6721-9500
営業時間 12:00〜15:00(ラストオーダー14:00)
     18:00〜24:00(ラストオーダー22:00)
定休日 日曜日(月曜日は夜のみ営業)

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8月14日(金) フシグロセンノウ
 こんにちは。奥津です。

先週は連日猛暑でしたが、今週は真夏日で厳しい残暑が続いています。

武蔵野植物園の細い裏道の奥へ入って行くとオレンジ色の目立つ5弁花が咲いています。フシグロセンノウと言って多年草でナデシコ科の仲間です。
フシグロセンノウの名前の由来は、茎の節の部分が黒褐色なのでフシグロ(節黒)と言って、センノウ(仙翁)は京都の嵯峨の仙翁寺で初めて見つかったことから命名つけられたそうです。

東京都のレッドリストでは準絶滅危惧になっているため、フシグロセンノウの周辺の笹や雑草などを手鎌で除草して保護しながら増やしています。

暑い中ですが、どうぞお越しください。

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8月8日(土) 第31回植物画コンクール入選作品展−受賞作品−
こんにちは、所です。

展示ホールで「第31回植物画コンクール入選作品展−受賞作品−」を開催しています。

国立科学博物館 筑波実験植物園において行っている植物画コンクールの入選作品の中から、文部科学大臣賞、国立科学博物館長賞、筑波実験植物園長賞の9点を展示しています。

それぞれの植物は正確に美しく描かれています。

8月30日(日)まで開催しています。皆様お誘いあわせの上、どうぞお越しください。

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8月1日(土) 大学生のための菌類学入門
ここのところ厳しい暑さが続きますね。こんにちは、遠藤です。

本日は「大学生のための菌類学入門」(講師:植物研究部 細矢剛)が開催されました。

午前中はイントロダクションとしてシイタケや麹など身近な菌類の研究について、次に菌類の分類と生物学的にどのような位置にいるのかという基本的な内容でした。

午後は菌類の古典的な分類と現在までにどのように再編されてきたのかという話とさまざまな種類の菌類とその生態的特徴の紹介がありました。
 講義の合間には講師の持参した標本の紹介があり、実物を見ることでより理解を深めていたようでした。
 
 日本は気候の多様性から菌類大国であり、未知・未利用のテーマが多く残っているとのことです。
今回は菌類についての知識のある参加者も多かったようですが、そんな方々にとってもより興味と理解が深まるような講座となったのではないでしょうか。

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