附属自然教育園

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スタッフブログ

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8月22日(木) カイツブリの状況
こんにちは、事務室uです。

水生植物園では、先月カイツブリの卵が確認され、今月上旬に5羽の雛が孵化しました。

カイツブリ親子は、現在も浮巣周辺を活動拠点としているために、水草に隠れて、泳ぐ姿を目にすることは容易ではありません。

ご来園者の皆さまに、可愛い雛や子育ての様子をご覧いただきたいのですが、生態を観察することの難しさを改めて感じております。

子育てに慎重なカイツブリですが、タイミングが合えば、水面を親子で泳ぐ貴重な様子がご覧頂けるかもしれません。

ご来園の際には、水生植物園までぜひ足をお運び下さい。

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8月17日(土) その正体は・・・
こんにちは、青木です。

最近、園内入口付近のヌスビトハギの葉の一部に丸く切り取られているものがあります。中には1枚の葉が何ヶ所も切り取られているものもあります。

葉を丸く切り取るという謎の行動をしているものの正体はハキリバチの仲間のようです。
ハキリバチは切り取った葉を竹筒などに運び込んで巣を作ります。さらに、その用途によって切り取る葉の大きさも変えているそうです。写真をよく見ると小さくて丸いもの(写真左側)と大きくて楕円形のもの(写真右側)があります。大きなものは蜜を貯める壺に、小さなものは竹筒のフタに使います。一つの竹筒にいくつもの巣を作り、それぞれに卵を産みつけます。

葉を丸めながら短時間で切り取って行ってしまうため、まだその瞬間を見ることができていませんが、そんな器用なことをしている昆虫の姿を見てみたいものです。

不思議な行動をする生き物はたくさんいます。園内で変わったものを見かけたら調べてみるのも面白いかもしれません。

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8月10日(土) 自然教育園 「見ごろ情報」
こんにちは、事務室uです。

暦の上では、立秋をむかえましたが、厳しい暑さが続いています。

園内の武蔵野植物園の一角で、一際目を引く赤朱色の野草 フシグロセンノウが見ごろをむかえています。そのコントラストの美しさと、時折、木陰の間から吹く風が、しばし暑さを忘れ、爽やかな気分にしてくれます。

路傍植物園では、黄赤色のキツネノカミソリの花が鮮やかに咲いています。(剃刀の形に似ている葉は、花が咲く頃には枯れています)

教育園では、「見ごろ情報」というチラシを週ごとに更新・配布しております。ご来園の際は、そちらをご覧いただきながら、園内を散策なさってください。

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8月3日(土) カイツブリのヒナが誕生しました
こんにちは、青木です。

先月より一部の通路を封鎖し、抱卵しているカイツブリを見守ってきましたが、昨日カイツブリが産んだ5つの卵のうち1つが孵りました。
数日に渡り1つずつ卵を産んでいたので、これから順にヒナが誕生するかと思います。

まだ人前にはなかなか姿を現しませんが、親鳥の背中にヒナを乗せて泳ぐ姿が見られる日が待ち遠しいです。

皆さまにはご迷惑をおかけしておりますが、愛らしいヒナがご覧いただけるまで引き続きご協力のほどよろしくお願いいたします。
 

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