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- 3月31日(日) 花の中の光景
- 石川です。自然教育園は春爛漫です。ホームページでは「桜開花情報」を提供していますが、ついに散りはじめした。
今、園に入ったところの路傍植物園でキブシとバイモが咲いています。昨年、2つの花の小さな花弁の中を撮影している人を見て、自分ものぞいて見てみました。花のなかの色、デザイン、形などの精妙さに惹かれました。立ってみる自分の目線だけでなく、近づき、別の角度から見ることで気づく美しさもあるのだなと勉強になりました。
石川は4月1日付で国立青少年教育振興機構国立室戸青少年自然の家に異動します。2年間、ありがとうございました。
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- 3月23日(土) 科博NEWS展示「ここまで解った!日本の多様な生き物たち」
- 桜が咲き始め、いろいろな植物も咲き、園内が賑やかになってきました。浦本です。
3月20日(水)〜5月12日(日)まで、展示ホールにて、科博NEWS展示「ここまで解った!日本の多様な生き物たち」を開催しています。
内容は、国立科学博物館で平成20年度〜平成24年度まで行われたプロジェクト研究の成果をパネルで分かりやすく紹介しているものです。
来園の際には、是非ご覧下さい。
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- 3月8日(金) 牧野富太郎博士ゆかりの地
アオイスミレが咲き始めました。こんにちは、大澤です。
先日、当園で四国の高知県牧野植物園主催の「牧野富太郎ゆかりの地巡り東京編」という見学会が開催されました。
お客様が牧野富太郎博士の生地高知県からはるばる当園に来園したのは、当園が宮内省の御料地であった昭和7年、牧野富太郎博士が関東地方では珍しい樹木のハマクサギや草本のトラノオスズカケを発見し、世に知らせたからです。これらの植物は江戸時代、当園が松藩の下屋敷であったときに、讃岐から持ち込まれたものと推測されています。
このほか、牧野富太郎が当園で行った観察会に参加されたとういう来園者もおられ、自然教育園は牧野富太郎ゆかりの地の一つになっています。
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- 3月5日(火) 目黒の茶屋坂
- 石川です。園内の入口にはジョウビタキのオスがしょっちゅう来ていて人気者になっています。ツグミもよく来ています。冬鳥なのでもうすぐお別れかと思うと、エサをついばむのもいとおしく、「ツグミちゃん、栄養つけてね」と話しかけたりします。
昨秋、お客様から爺々が茶屋(じじがちゃや)はどのあたりだったのかという質問を受けて調べましたが、先週、作ったポスターを目黒区区民センター図書館や高齢者センターに掲示してもらいに行ったときに、茶屋坂を通りました。
目黒駅西口から目黒三田通りを行き、恵比寿南第一公園前の交差点を左折して新茶屋坂通りを下って行きます。途中、新茶屋坂通りから左に分かれてからの細い道が茶屋坂で、下りながら、途中で急カーブをして、写真のように急降下していきます。下ったところが目黒清掃工場、さらにその先は目黒川、山手通りです。カーブの場所に目黒区教育委員会が立てた「茶屋坂と爺々が茶屋」という案内板があります。それによると、坂上に百姓彦四郎が開いた茶屋があった、3代将軍家光や5代将軍吉宗が鷹狩り来た時には茶屋に寄って休み、家光は「爺、爺」と話しかけたので「爺々が茶屋」と呼ばれるようになり、広重の絵にも描かれたそうです。10代将軍家治が立ち寄ったときには団子と田楽を作って差し上げたそうです。案内板には、こんなことから「目黒のさんま」の話が生まれたのではないだろうか、と書いてあります。
なお、「目黒のさんま」があったすると、その入手先は芝浜か近くの魚河岸から来たものか、江戸湾(現在の東京湾)から目黒川に遡上したものかもしれません。
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