2024.8.22
現在の自然教育園内で見られる生物の情報をお知らせします。
園内の見ごろ情報は1枚目の画像をクリックしてください。
植物の開花リスト他は2枚目の画像をクリックしてください。
3枚目の画像はトラノオスズカケの花についての紹介です。
トラノオスズカケはオオバコ科(旧ゴマノハグサ科)クガイソウ属のツル性の多年草です。本来、トラノオスズカケは四国、九州の限られた地域にまれに見られる植物です。
花序の様子を虎の尾と山伏(山中で修行する修験道の行者)の衣装の鈴懸(すずかけ)にたとえたことが名前の由来とされています。
本来の自生地ではない自然教育園に生育しているのは、江戸時代松平讃岐守(香川県)の下屋敷であった頃、下屋敷の一部に薬園を作った同郷の平賀源内が故郷から種子を運び、栽培していたものが野生化したためと推察されています。
園内では水生植物園付近で見ごろのほか、水鳥の沼の階段下付近、武蔵野植物園で咲き始めています。
〔動物記録情報〕
《クモ類》ジョロウグモ
《昆虫類》
トンボ類…アジアイトトンボ、ホソミイトトンボ、オニヤンマ、ギンヤンマ、シオカラトンボ、オオシオカラトンボ、ショウジョウトンボ、チョウトンボ
カマキリ類…オオカマキリ
バッタ類…モリオカメコオロギ、アオマツムシ成虫・幼虫、コバネイナゴ
カメムシ類…アメンボ、オオモンシロナガカメムシ、アカスジキンカメムシ
ヨコバイ類…ミンミンゼミ、アブラゼミ、ツクツクボウシ、クマゼミ、ハゴロモsp.幼虫
アミメカゲロウ類…クサカゲロウ
チョウ類…アオスジアゲハ、アゲハ、モンキアゲハ、クロアゲハ、カラスアゲハ、キタキチョウ、ムラサキシジミ、ヤマトシジミ、ツバメシジミ、クロコノマチョウ、サトキマダラヒカゲ、チャバネセセリ、イチモンジセセリ、オオミズアオ
甲虫類…オオヒラタシデムシ、アオドウガネ、リュウキュウツヤハナムグリ
ハチ類…ハラナガツチバチsp.、ミカドトックリバチ、キイロスズメバチ、クマバチ
ハエ類…ホソヒラタアブ
《鳥類》アオサギ、カルガモ、キジバト、カワセミ、ヒヨドリ、センダイムシクイ、メジロ、ハシブトガラス
《爬虫類》クサガメ、ニホンカナヘビ
《甲殻類》スジエビ、アメリカザリガニ