生物記録情報

2023.6.21
最初のヒナが生まれてから6週間以上が経ちました。

最後の幼鳥が15日に巣立ち、その後数日は1、2羽が食事の際など一時的に巣で過ごすこともありましたが、現在は巣に戻って来ることはほとんどなくなりました。
巣立ちが始まってから1週間が経ち、どうやら本格的に巣の外の生活に移ったようです。

今後は1ヶ月ほどは園内で過ごし、8月に入ると親鳥、幼鳥のどちらも見かけることはなくなり、繁殖期は終わりを迎えます。幼鳥は独り立ちし、それぞれが分散して新たに自分の住処を探しにいきます。

それまでの間、運が良ければ園内で親鳥や幼鳥の姿を見かけたり、鳴き声を聞くことがあるかもしれません。

現在、企画展「2023自然教育園 オオタカの子育て」のスペースにて公開中の巣内生中継は今週中を目途に終了となります。
長らくオオタカの子育てを見守っていただき、ありがとうございました。

終了後は今年の巣造りからヒナの巣立ちまでをまとめたダイジェストビデオを展示室にて公開する予定です。
6月15日 最後の幼鳥 巣立ち(gif)
6月15日 最後の幼鳥 巣立ち(gif)
6月17日 巣で餌を食べる幼鳥
6月17日 巣で餌を食べる幼鳥
6月21日 空っぽの巣
6月21日 空っぽの巣
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