生物記録情報

2023.4.27
現在の自然教育園内で見られる生物の情報をお知らせします。

 園内の見ごろ情報は1枚目の画像をクリックしてください。
 植物の開花リスト他は2枚目の画像をクリックしてください。
 3枚目の画像はカキツバタの花についての紹介です。

 カキツバタはアヤメ科アヤメ属の多年草で水湿地に群生しており、園内では水生植物園でのみ見ることができます。
 同じく水生植物園で咲いているアヤメの花によく似ていますが、花弁(外花被片)の元の部分の模様を見れば区別できます。カキツバタは細長く白い斑紋で、アヤメは黄色の網目模様となっています。
 他にも葉の幅がカキツバタの方が長く(2〜3p)、アヤメの方が短い(0.5〜1p)という違いもあります。

 水生植物園ではアヤメ属の植物としてほかに今週咲き始めたキショウブ、通常は5月下旬頃から咲きだすノハナショウブが生育しています。今年は全体的に例年よりも咲きだすのが早くなっているようです。

 なお、キショウブは外来種ですが、自然教育園では間引きをしつつ一部を残し、教材として活用しています。

〔動物記録情報〕
《クモ類》ネコハエトリ、アリグモ

《昆虫類》
トンボ類…クロスジギンヤンマ、シオカラトンボ
ナナフシ類…ナナフシモドキ幼虫
カメムシ類…アメンボ、シマサシガメ、ホソヘリカメムシ、クヌギカメムシ、ウシカメムシ、オオツノカメムシ
ヨコバイ類…シロオビアワフキ幼虫
チョウ類…アオスジアゲハ、アゲハ、キアゲハ、モンキアゲハ、クロアゲハ、カラスアゲハ、キタキチョウ、ヤマトシジミ、ツマグロヒョウモン、コミスジ、アカボシゴマダラ
甲虫類…コアオハナムグリ、ムツボシタマムシ、ナミテントウ、カメノコテントウ、アカハネムシ、キマダラミヤマカミキリ
ハチ類…セグロカブラハバチ、オオスズメバチ、クマバチ、セイヨウミツバチ
ハエ類…アシブトハナアブ

《鳥類》ダイサギ、オオタカ、キジバト、カワセミ、コゲラ、ヒヨドリ、エナガ、ヤマガラ、シジュウカラ、メジロ、ハシブトガラス

《爬虫類》クサガメ、ニホンカナヘビ、アオダイショウ

《魚類》ミナミメダカ
園内の見ごろ情報
園内の見ごろ情報
植物の開花リスト他
植物の開花リスト他
カキツバタの花
カキツバタの花
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