生物記録情報

2022.8.25
 現在の自然教育園内で見られる生物の情報をお知らせします。

 園内の見ごろ情報は1枚目の画像をクリックしてください。
 植物の開花リスト他は2枚目の画像をクリックしてください。
 3枚目の画像はトラノオスズカケの花についての紹介です。

 トラノオスズカケはオオバコ科(旧ゴマノハグサ科)クガイソウ属のツル性の多年草です。本来、トラノオスズカケは四国、九州の限られた地域にまれに見られる植物です。
 花序の様子を虎の尾と山伏(山中で修行する修験道の行者)の衣装の鈴懸(すずかけ)にたとえたことが名前の由来とされています。

 本来の自生地ではない自然教育園に生育しているのは、江戸時代松平讃岐守(香川県)の下屋敷であった頃、下屋敷の一部に薬園を作った同郷の平賀源内が故郷から種子を運び、栽培していたものが野生化したためと推察されています。

 園内では水鳥の沼の階段下付近や水生植物園などで見ることができます。

〔動物記録情報〕
《クモ類》モエギザトウムシ、オオシロカネグモ、ジョロウグモ、ナガコガネグモ、ワカバグモ、アズチグモ、マミジロハエトリ

《昆虫類》
トンボ類…アジアイトトンボ、オニヤンマ、ギンヤンマ、シオカラトンボ、オオシオカラトンボ、ショウジョウトンボ、コノシメトンボ、チョウトンボ
カマキリ類…オオカマキリ
バッタ類…コバネイナゴ
ナナフシ類…トビナナフシ
カメムシ類…アメンボ、オオモンシロナガカメムシ、ハリカメムシ、ムラサキシラホシカメムシ、キマダラカメムシ
ヨコバイ類…ミンミンゼミ、アブラゼミ、ツクツクボウシ、クマゼミ、アオバハゴロモ、ベッコウハゴロモ
チョウ類…アゲハ、モンキアゲハ、クロアゲハ、キタキチョウ、ヤマトシジミ、ツバメシジミ、コミスジ、ツマグロヒョウモン、アカボシゴマダラ成虫・幼虫、イチモンジセセリ、トサカフユメイガ幼虫
甲虫類…オオヒラタシデムシ、マメコガネ、トホシテントウ、クロウリハムシ
ハチ類…セグロカブラハバチ、ハラナガツチバチsp.、スズバチ、コガタスズメバチ、キイロスズメバチ、ヒメスズメバチ、クマバチ
ハエ類…ホソヒラタアブ、キンバエsp.

《鳥類》ハシブトガラス、ヒヨドリ、カワセミ、アオサギ、ササゴイ

《爬虫類》クサガメ、ニホンカナヘビ

《両生類》ウシガエル

《甲殻類》アメリカザリガニ

《魚類》メダカ

《貝類》ミスジマイマイ
園内の見ごろ情報
園内の見ごろ情報
植物の開花リスト他
植物の開花リスト他
トラノオスズカケの花
トラノオスズカケの花
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