2022.4.21
現在の自然教育園内で見られる生物の情報をお知らせします。
園内の見ごろ情報は1枚目の画像をクリックしてください。
植物の開花リスト他は2枚目の画像をクリックしてください。
3枚目の画像はエビネの花についての紹介です。
エビネはラン科エビネ属の多年草で、山地の林内や竹林などに生育します。日本に自生するランの仲間の代表的な種で美しい花を咲かせます。
園内にあるのは本種のみですが、近い仲間としてキエビネやキリシマエビネ、オオキリシマエビネなどがあり、これらの交雑により様々な園芸品種が生み出されました。
エビネは普通、花弁の色は白色か淡紫色ですが色の変異が大きく、その魅力から一時期大きな人気を集めました。これにより乱獲されて個体数が激減したため、現在は自然状態のものはあまり見られなくなっています。
環境省のレッドデータでは準絶滅危惧(NT)に指定されています。
現在は路傍植物園と武蔵野植物園で見ることができます。
〔動物記録情報〕
《クモ類》マミジロハエトリ
《昆虫類》
トンボ類…ホソミイトトンボ
カメムシ類…アメンボ
チョウ類…アゲハ、クロアゲハ、カラスアゲハ、ツマキチョウ、モンシロチョウ、キタキチョウ、ムラサキシジミ、ルリシジミ、ルリタテハ卵、アカボシゴマダラ幼虫、ウンモンスズメ、ミノウスバ幼虫
甲虫類…ナミテントウ、アカハネムシ、アカガネサルハムシ、キイロクビナガハムシ
ハチ類…セグロカブラハバチ、コガタスズメバチ、ウマノオバチ
ハエ類…ホソヒラタアブ、アシブトハナアブ
《鳥類》ハシブトガラス、アオジ、ハクセキレイ、メジロ、シジュウカラ、エナガ、ヒヨドリ、シロハラ、カワセミ、コゲラ、オオタカ、カルガモ、キジバト
《爬虫類》クサガメ、ニホンカナヘビ
《魚類》メダカ