2022.2.10
現在の自然教育園内で見られる生物の情報をお知らせします。
園内の見ごろ情報は1枚目の画像をクリックしてください。
植物の開花リスト他は2枚目の画像をクリックしてください。
3枚目の画像はセツブンソウについての紹介です。
セツブンソウはキンポウゲ科の多年草で、春植物の一つです。日本特産で山地の落葉樹林下などに群生し、石灰岩地を好みます。
その名の通り、節分の頃に開花することが由来とされます。
一見、花弁のように見えるものはがく片で、本来の花弁は退化して黄色の蜜腺という器官になっています。これは蜜を分泌し、花粉を媒介するアブやハエなどの昆虫を誘引する役割をもっています。
園内では路傍植物園入口付近と水生植物園の階段下、武蔵野植物園の細道で咲き始めています。今年は例年より一週間ほど遅い開花になりました。
花はとても小さいため、植物看板のある地表付近を注意深く観察してみてください。
〔動物記録情報〕
《昆虫類》
カマキリ類…オオカマキリ卵のう、ハラビロカマキリ(卵のう)、コカマキリ卵のう
チョウ類…アカボシゴマダラ幼虫
《鳥類》ハシブトガラス、メジロ、シジュウカラ、ヤマガラ、ヒヨドリ、ウグイス、シロハラ、ツグミ、ルリビタキ、カワセミ、コゲラ、ノスリ、オオタカ、マガモ、カルガモ、コサギ