生物記録情報

2015.6.11
生物記録情報

 現在の自然教育園内で見られる生物の情報をお知らせします。

 植物の開花リスト他は1枚目の画像をクリックしてください。
 園内の見ごろ情報は2枚目の画像をクリックしてください。
 3枚目の画像はイヌヌマトラノオとオカトラノオの花です。
 イヌヌマトラノオとオカトラノオは、サクラソウ科オカトラノオ属の多年草です。花穂が直立せずに曲がっている様子を虎の尻尾に見立てて「トラノオ」と名付けられました。イヌヌマトラノオは同属のオカトラノオとヌマトラノオの交雑種で双方の中間的な特徴を持っています。オカトラノオは草原や山地などに生えるのに対し、ヌマトラノオは沼のほとりや湿地などに生えます。イヌヌマトラノオはオカトラノオのように花の数は多数で花穂は曲がりますが、葉はヌマトラノオに似て細身です。イヌヌマトラノオは水生植物園の湿地に見られ、オカトラノオは武蔵野植物園で見られます。7月初旬にはヌマトラノオも水生植物園で咲き始めます。

 動物は以下の通りです。
〔クモ類〕モエギザトウムシ、カタハリウズグモ、ササグモ、オオシロカネグモ、アシダカグモ、ヤミイロカニグモsp.、マミジロハエトリ
〔昆虫類〕
トンボ類…クロイトトンボ、シオカラトンボ、オオシオカラトンボ、ショウジョウトンボ、コシアキトンボ
カメムシ類…アメンボ、オオクモヘリカメムシ、アカスジキンカメムシ、オオクロカメムシ
ヨコバイ類…アオバハゴロモ幼虫
アブラムシ類…モモコフキアブラムシ
チョウ類…アオスジアゲハ、キアゲハ、クロアゲハ、カラスアゲハ、モンシロチョウ、キタキチョウ、ムラサキシジミ、アカシジミ、トラフシジミ、ツバメシジミ、ルリシジミ、ルリタテハ(蛹)、アカボシゴマダラ(成虫・幼虫・卵)、ヒメジャノメ、イチモンジセセリ、フクラスズメ幼虫
甲虫類…セマダラコガネ、アオドウガネ、クロハナムグリ、ハナムグリ、トホシテントウ、ヨツスジハナカミキリ、キイロクビナガハムシ、サンゴジュハムシ、イノコヅチカメノコハムシ、ハンノキハムシ幼虫
ハチ類…セグロカブラハバチ、アミメアリ、ミカドトックリバチ、オオスズメバチ、ナミツチスガリ、アカガネコハナバチ、クマバチ、コマルハナバチ、ニホンミツバチ
ハエ類…ホリカワクシヒゲガガンボ、クロバネツリアブ、ホソヒラタアブ、キンバエsp.
〔鳥類〕ハシブトガラス、ムクドリ、スズメ、メジロ、シジュウカラ、ヒヨドリ、ツバメ、カワセミ、アオゲラ、コゲラ、キジバト、ドバト
〔その他〕カナヘビ、クサガメ、ウシガエル、スジエビ、ヨシノボリ、モツゴ
植物の開花リスト他
植物の開花リスト他
園内の見ごろ情報
園内の見ごろ情報
イヌヌマトラノオとオカトラノオの花
イヌヌマトラノオとオカトラノオの花
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