生物記録情報

2014.7.24
生物記録情報
 現在の自然教育園内で見られる生物の情報をお知らせします。
 
〔樹木〕
(咲き始め)クサギ、サネカズラ
(花の見頃)エビヅル、カラスザンショウ、キジョラン、ノブドウ、マンリョウ、ヤマハギ

〔草〕
(咲き始め)アブラガヤ、キンミズヒキ、シュロソウ、チヂミザサ、ツユクサ、ヌスビトハギ、ヘクソカズラ、ミゾソバ、ユウガギク、ワレモコウ
(花の見頃)アキカラマツ、アサザ、アズマカモメヅル、イヌヌマトラノオ、ウバユリ、オッタチカタバミ、オニドコロ、キツネノボタン、ギンミズヒキ、コバノカモメヅル、コヒルガオ、シオデ、シロツメクサ、シロネ、ソクズ、ダイコンソウ、タカトウダイ、タケニグサ、ツルニガクサ、ヌマトラノオ、ハエドクソウ、ハグロソウ、ヒメジョオン、マツカゼソウ、ママコノシリヌグイ、ミズタマソウ、ミズヒキ、ミソハギ、ミョウガ、メヤブマオ、ヤブガラシ、ヤブカンゾウ、ヤブミョウガ、ヨウシュヤマゴボウ
(花そろそろ終わり)オオチドメ、オオバギボウシ、チダケサシ、ナガバハエドクソウ、ノカンゾウ、ハンゲショウ、マヤラン、ミツバ、ヤブマオ、ヤマホタルブクロ、ヤマユリ

 動物は以下の通りです。
〔クモ類〕ナミザトウムシ、オナガグモ、オオシロカネグモ、ジョロウグモ幼体、ワキグロサツマノミダマシ、ナガコガネグモ、
〔昆虫〕
 トンボ類…シオカラトンボ、オオシオカラトンボ、コシアキトンボ
 カマキリ類…オオカカマキリ幼虫
 バッタ類…サトクダマキモドキ幼虫、ショウリョウバッタ幼虫
 カメムシ類…アメンボ、チャバネアオカメムシ、ニイニイゼミ、ヒグラシ、ミンミンゼミ、アブラゼミ、アオバハゴロモ(成虫・幼虫)、ベッコウハゴロモ(成虫・幼虫)
 チョウ類…アオスジアゲハ、アゲハ(成虫・幼虫)、キアゲハ幼虫、クロアゲハ、カラスアゲハ、モンシロチョウ、キタキチョウ、ウラギンシジミ、ムラサキシジミ、ヤマトシジミ、ルリシジミ、ツマグロヒョウモン、コミスジ、ゴマダラチョウ、アカボシゴマダラ、イチモンジセセリ、タケノホソクロバ、ブドウトリバ、ホシホウジャク、モンクロシャチホコ
 アミメカゲロウ類…クサカゲロウsp.幼虫
 甲虫類…マメコガネ、アオドウガネ、ニジュウヤホシテントウ、クロウリハムシ
 ハチ類…セグロカブラハバチ、コンボウヤセバチ、キオビツチバチ、ミカドトックリバチ、キボシアシナガバチ、コガタスズメバチ、キイロスズメバチ、コハナバチsp.、クマバチ、アミメアリ、クロオオアリ
 ハエ類…コウヤツリアブ、クロバネツリアブ、ホソヒラタアブ、ヒメヒラタアブsp.、タカサゴモモブトハナアブ、キンバエsp.
〔鳥類〕ハシブトガラス、ムクドリ、スズメ、メジロ、シジュウカラ、ヒヨドリ、コゲラ、ゴイサギ、ドバト
〔その他〕メダカ、モツゴ、ヨシノボリ、スジエビ、アメリカザリガニ、カナヘビ、クサガメ、オカダンゴムシ

 写真はダイコンソウの花、ミョウガの花、ウバユリの花です。
 ダイコンソウはバラ科ダイコンソウ属の多年草です。根生葉がダイコンの葉に似ていることから名付けられました。花のあと花柱の先が強く鉤状に曲がって実となり、秋には動物の毛などに付くので「ひっつき虫」と呼ばれ、種子が散布されます。園内各所で見られます。
 ミョウガはショウガ科ショウガ属の多年草です。古い時代に中国から渡り、栽培されていたものが野生状態になったと思われます。開花前のつぼみが食用として利用されます。漢字で「茗荷」と書き、物忘れのひどい人が自分の名前も忘れてしまい、背中に自分の名の荷札をつけ、死後その人のお墓に見慣れない草が生えていたという故事が名前の由来となっています。路傍植物園と武蔵野植物園といもり池周辺で見られます。
 ウバユリはユリ科ウバユリ属の多年草です。名前の由来となったウバとは「姥」の意味で、花の咲く頃に葉がないので歯がないおばあさんにたとえられたと言う説があります。実際には葉に穴があいていたり、茶色くなっていたりしていますが葉は残っています。路傍植物園と水鳥の沼周辺で咲き始めました。
ダイコンソウの花
ダイコンソウの花
ミョウガの花
ミョウガの花
ウバユリの花
ウバユリの花
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