生物記録情報

2014.5.15
生物記録情報
 現在の自然教育園内で見られる生物の情報をお知らせします。
 
〔樹木〕
(咲き始め)イイギリ、ゴンズイ、ナワシロイチゴ
(花の見頃)エゴノキ、ガマズミ、キハダ、コアジサイ、シュロ、スダジイ、トベラ、ノイバラ、マユミ、マルバウツギ
(花そろそろ終わり)アズマネザサ、コゴメウツギ、タブノキ、ホオノキ、ミズキ、ヤマツツジ

〔草〕
(咲き始め)コナスビ、ツメクサ、ニワゼキショウ、ヌカボ
(花の見頃)アイイロニワゼキショウ(ルリニワゼキショウ)、イヌガラシ、オオバコ、オヘビイチゴ、カキツバタ、カニツリグサ、キクムグラ、キショウブ、クサノオウ、ケキツネノボタン、スズメノカタビラ、チョウジソウ、トウバナ、ナルコユリ、ハルジオン、フタリシズカ、フトイ、ヘビイチゴ、ヤブスゲ
(花そろそろ終わり)アヤメ、オニタビラコ、オヤブジラミ、キランソウ、スイバ、ハナイバナ、ハナダイコン、ホウチャクソウ、ミゾイチゴツナギ、ミヤマナルコユリ、ムラサキサギゴケ、ヤブタビラコ、ヤブヘビイチゴ

 動物は以下の通りです。
〔クモ類〕ササグモ、オナガグモ、オオシロカネグモ、ゴミグモ、マミジロハエトリ
〔昆虫〕
 トンボ類…クロイトトンボ、クロスジギンヤンマ、シオカラトンボ
 カメムシ類…アメンボ、オオクモヘリカメムシ、ホシハラビロヘリカメムシ、マルカメムシ、シロオビアワフキ幼虫、オオワラジカイガラムシ
 チョウ類…アオスジアゲハ、クロアゲハ、キタキチョウ、コミスジ、アカボシゴマダラ、イチモンジセセリ、ホソオビヒゲナガ
 甲虫類…ハネカクシsp.、アカヒゲヒラタコメツキ、トホシテントウ、クロウリハムシ、コフキゾウムシ
 ハチ類…セグロカブラハバチ、キイロスズメバチ、ウシヅノキマダラハナバチ、クマバチ
 ハエ類…マガリケムシヒキ、ホソヒラタアブ、ヒメヒラタアブsp.、アシブトハナアブ、スイセンハナアブ、キンバエsp.
〔鳥類〕ハシブトガラス、スズメ、メジロ、シジュウカラ、ヒヨドリ、キビタキ、ツバメ、コゲラ、アオサギ、カルガモ、ドバト
〔その他〕メダカ、モツゴ、ヨシノボリ、スジエビ、クサガメ、カナヘビ

 写真はマルバウツギの花、アイイロニワゼキショウの花、ノイバラの花です。
 マルバウツギはユキノシタ科(アジサイ科)ウツギ属の落葉低木です。名前は同じ仲間のウツギに似て葉が丸いという意味です。また、ウツギは「空木」と書き、茎が中空という意味です。マルバウツギの白い花は、「卯の花」と呼ばれるウツギより早く花を咲かせます。路傍植物園と武蔵野植物園で見られます。
 アイイロニワゼキショウ(別名ルリニワゼキショウ)は北アメリカ原産の帰化植物です。アヤメ科ニワゼキショウ属の多年草です。小さな花なので、アヤメ科とは、意外な印象があります。庭に咲く藍色のセキショウの意味で、セキショウとは、サトイモ科のショウブに似た草で葉が似ていることからこの名が付けられました。水生植物園で見られます。花の色がピンク色のニワゼキショウも同時に見られます。こちらの方はアイイロニワゼキショウに比べると葉が細く背丈も低いです。
 ノイバラはバラ科バラ属の半つる性の落葉低木です。沖縄を除く全国の山野に自生するバラで、甘い香りがあります。裸地や河原、湿地などの日当たりの良い場所を好みます。名前は野に生えるイバラ、すなわち刺のある植物という意味です。水生植物園と中央湿地などで見られます。
マルバウツギの花
マルバウツギの花
アイイロニワゼキショウの花
アイイロニワゼキショウの花
ノイバラの花
ノイバラの花
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