生物記録情報

2014.3.27
生物記録情報
 現在の自然教育園内で見られる生物の情報をお知らせします。
 
〔樹木〕
(咲き始め)アカシデ、イロハモミジ、クサイチゴ、ソメイヨシノ、ニワトコ、ヤマザクラ、ヤマブキ
(花の見頃)アセビ、アブラチャン、イヌガヤ、イヌコリヤナギ、イヌシデ、ウグイスカグラ、ウメ、キブシ、クマシデ、コブシ、ジャヤナギ、シロヤブツバキ、ヒサカキ、フッキソウ、モミジイチゴ、ヤブツバキ、ヤマウグイスカグラ
(花そろそろ終わり)シキミ、ハルニレ
(実の見頃)シュロ、ムクロジ
(芽吹き・若葉)アケビ、イヌザクラ、イボタノキ、イロハモミジ、ガクアジサイ、ガマズミ、カマツカ、コウヤボウキ、コクサギ、コゴメウツギ、ゴンズイ、スイカズラ、ナワシロイチゴ、ニワトコ、ノイバラ、ハンノキ、ヒメカジイチゴ、ビワ、マユミ、ミツバウツギ、ムラサキシキブ

〔草〕
(咲き始め)カキドオシ、ショウジョウバカマ、セキショウ、セントウソウ、ニリンソウ、ノウルシ、ハナダイコン、ヒトリシズカ、ヒメウズ
(花の見頃)アマナ、オオイトスゲ、カタクリ、シュンラン、スギナ(ツクシ)、タチツボスミレ、バイモ、ヒロハノアマナ、フキ、ミヤマカンスゲ、ヤマルリソウ
(花そろそろ終わり)アオイスミレ、ユキワリイチゲ
(若葉)アゼスゲ、アワコガネギク、イチリンソウ、イヌショウマ、ウバユリ、ウラシマソウ、キクムグラ、キショウブ、キツネノカミソリ、キンミズヒキ、クサフジ、ケマルバスミレ、コバギボウシ、シラヤマギク、ジロボウエンゴサク、タカトウダイ、チダケサシ、ツルボ、トモエソウ、ナガボノシロワレモコウ、ノカンゾウ、ノダケ、ノブキ、ハンカイソウ、ミツガシワ、ムサシアブミ、ヤブカンゾウ、ヤブレガサ、ヤマブキソウ、ユウガギク、ヨモギ、ワレモコウ

 動物は以下の通りです。
〔昆虫〕
 カマキリ類…ハラビロカマキリ卵鞘、コカマキリ卵鞘
 チョウ類…キタキチョウ
 ハエ類…ホソヒラタアブ、アシブトハナアブ、オオクロバエ
〔鳥類〕ハシブトガラス、スズメ、シメ、カワラヒワ、アオジ、メジロ、シジュウカラ、エナガ、ヒヨドリ、ウグイス、ツグミ、コゲラ、アオサギ、カルガモ、キジバト、ドバト

 写真はカタクリの花、バイモの花、ヒトリシズカの花です。
 カタクリはユリ科カタクリ属の多年草です。「春植物」の代表的な種で、落葉広葉樹がまだ葉を広げる前の林床で、太陽を浴びて美しい花を咲かせます。「スプリングエフェメラル」(「春のはかない命」という意味)とも言われます。片栗粉は昔この球根から作りました。武蔵野植物園と路傍植物園で見られます。
 バイモは中国原産のユリ科バイモ属の多年草です。名前は漢名「貝母」の音読みです。球根が二枚貝の殻の形に似ています。下向きに咲く花の中をのぞくと編み笠模様があるので、アミガサユリ(編み笠百合)とも呼ばれています。路傍植物園や武蔵野植物園など、園内各所で見られます。
 ヒトリシズカはセンリョウ科チャラン属の多年草です。名前の由来は、葉の間から1本の白い穂状の花を咲かせる様子を、静御膳の美しさにたとえたことからです。4枚の葉が少しずつ開き、その中からブラシのような花穂が見える様子は独特の風情があります。白い糸状の部分は雄しべです。路傍植物園と武蔵野植物園で見られます。
カタクリの花
カタクリの花
バイモの花
バイモの花
ヒトリシズカの花
ヒトリシズカの花
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