生物記録情報

2013.12.19
生物記録情報
 現在の自然教育園内で見られる生物の情報をお知らせします。
 
〔樹木〕
(咲き始め)ヤブツバキ
(花の見頃)ヤツデ
(花そろそろ終わり)オオナワシログミ、ヒイラギ
(実の見頃)アオツヅラフジ、イイギリ、カラスザンショウ、カラタチバナ、ケンポナシ(森の小道)、サネカズラ、サルトリイバラ、シロダモ、スイカズラ、センリョウ、トウネズミモチ、ナンテン、ノイバラ、ハリギリ、マンリョウ、ムラサキシキブ、ヤブコウジ
(紅葉・黄葉)イイギリ、イヌビワ、イロハモミジ、エンコウカエデ、オオモミジ、ガクアジサイ、カラスザンショウ、クサイチゴ、クズ、クヌギ、コクサギ、コゴメウツギ、コナラ、サルトリイバラ、スイカズラ、チドリノキ、ハリギリ、マユミ、マルバウツギ、ミズキ、ムクロジ、ヤマブキ、ヤマボウシ

〔草〕
(花そろそろ終わり)アカハナワラビ、アカフユノハナワラビ、オオハナワラビ、タイアザミ、ヒメジョオン
(実の見頃)ウバユリ、オオバギボウシ、カラスウリ、シオデ、ヒヨドリジョウゴ、ムサシアブミ、ヤブラン
(紅葉・黄葉)アキカラマツ、キンミズヒキ

 動物は以下の通りです。
〔昆虫〕
 カマキリ類…オオカマキリ卵鞘
〔鳥類〕ハシブトガラス、スズメ、シメ、アオジ、メジロ、シジュウカラ、ヤマガラ、ヒヨドリ、シロハラ、ツグミ、コゲラ、カルガモ、キジバト、ドバト

 写真はハリギリの黄葉、カラスザンショウの果実、まだ見られる紅葉・黄葉です。
 ハリギリはウコギ科ハリギリ属の落葉高木です。葉が桐に似ていて、枝に刺があることからこの名前があります。同じウコギ科の常緑低木のヤツデに葉や花の形が似ています。いずれも「天狗の葉団扇」にたとえられるようです。武蔵野植物園で見られ、ヤツデに似た実を付けています。
 カラスザンショウは、ミカン科サンショウ属の落葉高木で、雌雄異株です。実がサンショウに似ているのに役に立たず、木も葉も大型のため、この名前があります。アゲハチョウ科の食草となっています。黄色くなった葉が少しずつ落ち、実の様子が見えるようになりました。路傍植物園で見られます。
 美しいイロハモミジの紅葉も見頃ですが、園内に彩りを添える落葉樹もまだまだあります。これまで紹介していないものをいくつか紹介します。コゴメウツギ、ガクアジサイ、サルトリイバラの黄葉とヤマボウシ、マユミ、マルバウツギの紅葉です。
ハリギリの黄葉
ハリギリの黄葉
カラスザンショウの果実
カラスザンショウの果実
まだ見られる紅葉・黄葉
まだ見られる紅葉・黄葉
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