生物記録情報

2013.11.14
生物記録情報
 現在の自然教育園内で見られる生物の情報をお知らせします。
 
〔樹木〕
(花の見頃)キヅタ、コウヤボウキ、サザンカ、シロダモ、チャノキ、ヤツデ
(実の見頃)アオツヅラフジ、イイギリ、カラスザンショウ、カラタチバナ、ケヤキ、ケンポナシ(森の小道)、コナラ、ゴンズイ、サネカズラ、サルトリイバラ、サワフタギ、シラカシ、シロダモ、センリョウ、ツクバネガシ、ツルウメモドキ、ナンテン、ノイバラ、ノブドウ、ハリギリ、ヒサカキ、ミズキ、ムラサキシキブ、ヤブコウジ、ヤマコウバシ
(紅葉・黄葉)アブラチャン、ウワミズザクラ、エノキ、エビヅル、ケヤキ、コクサギ、コブシ、シロモジ、ソメイヨシノ、ツタ、ニガキ、ヌルデ、ハクウンボク、ハゼノキ、ヒメコウゾ、ミツデカエデ、ムクロジ、ヤマグワ、ヤマハギ

〔草〕
(咲き始め)オオハナワラビ
(花の見頃)アカハナワラビ、アカフユノハナワラビ、アワコガネギク、カンアオイ、キチジョウソウ、シロヨメナ、タマサンゴ
(花そろそろ終わり)エゾリンドウ、キツネノマゴ、シラヤマギク、シロバナサクラタデ、タイアザミ、タイワンホトトギス、ツリフネソウ、ノハラアザミ、ヒメジョオン、ヤブタバコ、ヤマハッカ、ユウガギク
(実の見頃)アカネ、アマチャヅル、アメリカセンダングサ、ウバユリ、オギ、カラスウリ、キンミズヒキ、シオデ、ススキ、タマサンゴ、ツルマメ、ヒヨドリジョウゴ、ヘクソカズラ、ホウチャクソウ、ミズタマソウ、ヤブミョウガ、ヤブラン
(紅葉・黄葉)アシボソ、イヌヌマトラノオ、オオニガナ、オニドコロ、カラスウリ、キンミズヒキ、コウホネ、シロネ、シロバナサクラタデ、タカトウダイ、チョウジソウ、ヌスビトハギ、ヌマトラノオ、ヘクソカズラ、ミソハギ、ミョウガ、ヤブマオ、ヤブマメ、ヤマノイモ

 動物は以下の通りです。
〔クモ類〕ジョロウグモ
〔昆虫〕
 トンボ類…アキアカネ
 カマキリ類…オオカマキリ卵鞘、ハラビロカマキリ卵鞘
 バッタ類…コバネイナゴ
 カメムシ類…ミナミトゲヘリカメムシ幼虫
 チョウ類…モンシロチョウ、ムラサキシジミ、アサギマダラ(幼虫)、ミノウスバ
 ハチ類…ハラナガツチバチ
 ハエ類…クロヒラタアブ、ホソヒラタアブ、ヒメヒラタアブsp.、ナミハナアブ、アシブトハナアブ、オオハナアブ、キゴシハナアブ、オオクロバエ、キンバエsp。、ツマグロキンバエ
〔鳥類〕ハシブトガラス、スズメ、アオジ、キセキレイ、メジロ、シジュウカラ、モズ、ヒヨドリ、ウグイス、コゲラ、ドバト
〔その他〕メダカ、スジエビ

 写真はシロダモの花、ヤツデの花、ウバユリの実です。
 シロダモはクスノキ科シロダモ属の常緑高木で雌雄異株です。葉の裏が白いタモという意味で、タモは同じクスノキ科のタブノキが転訛したものです。葉腋に黄褐色の花を密生させているのが見られますが、同時に雌株に赤く熟した果実も見られます。また春には銀色の毛に覆われた若葉も目立ちます。園内各所に生えています。
 ヤツデはウコギ科ヤツデ属の落葉低木です。東北地方南部から南西諸島にかけて自生します。名前の由来は7〜9裂する葉を手に見立てたことからです。この時期に開花する数少ない樹木で、晴れた日には虫が集まっています。園内各所で見られます。
 ウバユリはユリ科ウバユリ属の多年草です。7月下旬から8月上旬にかけて緑白色の花が見られます(2013.7.17の生物記録情報に写真を掲載)。ようやく実が割れて、中にあるタネを見ることができます。薄い翼をつけたタネは強い風の時に付近にばらまかれます。路傍植物園や水鳥の沼周辺で生育しています。
シロダモの花
シロダモの花
ヤツデの花
ヤツデの花
ウバユリの実
ウバユリの実
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