生物記録情報

2013.10.31
生物記録情報
 現在の自然教育園内で見られる生物の情報をお知らせします。
 
〔樹木〕
(咲き始め)キヅタ、ヤツデ
(花の見頃)コウヤボウキ、サザンカ、チャノキ、ナワシログミ
(実の見頃)アオツヅラフジ、イイギリ、エノキ、カラタチバナ、クサギ、ケンポナシ(森の小道)、コナラ、コブシ、ゴンズイ、サネカズラ、サルトリイバラ、サワフタギ、シラカシ、シロダモ、ツクバネガシ、ノイバラ、ノブドウ、ヒサカキ、ミズキ、ムラサキシキブ、ヤブコウジ、ヤマコウバシ
(紅葉・黄葉)アカシデ、チドリノキ、ツタ、ヌルデ、ハゼノキ、ミツデカエデ、ヤマグワ

〔草〕
(花の見頃)アカハナワラビ、アワコガネギク、オオニガナ、カゼクサ、カンアオイ、キチジョウソウ、シロヨメナ、セイタカアワダチソウ、タイアザミ、タイワンホトトギス、タマサンゴ、ノハラアザミ、ヒメアシボソ、ミゾソバ、ヤマハッカ、ユウガギクリンドウ
(花そろそろ終わり)イヌコウジュ、キセルアザミ、キンミズヒキ、コメナモミ、ササガヤ、サワヒヨドリ、シラヤマギク、ダイコンソウ、ツリフネソウ、ナガボノシロワレモコウ、ナンバンギセル、ノコンギク、ノダケ、ヒメジョオン、フジバカマ、マルバフジバカマ、ヤブタバコ
(実の見頃)アカネ、アマチャヅル、オギ、カラスウリ、キンミズヒキ、シオデ、ススキ、ダイコンソウ、タマサンゴ、ツルマメ、ヌスビトハギ、ハナタデ、ヒヨドリジョウゴ、ヘクソカズラ、ホウチャクソウ、ミズタマソウ、ヤブマメ、ヤブミョウガ、ヨウシュヤマゴボウ
(紅葉・黄葉)アキノウナギツカミ、イヌヌマトラノオ、オニドコロ、カラスウリ、カラスノゴマ、キンミズヒキ、シロバナサクラタデ、チョウジソウ、ヌスビトハギ、ミズオトギリ、ミソハギ、ヤマノイモ

 動物は以下の通りです。
〔クモ類〕モエギザトウムシ、ジョロウグモ、マミジロハエトリ
〔昆虫〕
 トンボ類…アキアカネ
カマキリ類…オオカマキリ卵鞘、ハラビロカマキリ卵鞘、コカマキリ
 バッタ類…ツヅレサセコオロギ、アオマツムシ、カネタタキ、コバネイナゴ
 カメムシ類…マルカメムシ、エサキモンキツノカメムシ、ツマグロオオヨコバイ
 チョウ類…モンシロチョウ、キタキチョウ、ウラギンシジミ、ムラサキシジミ、ヤマトシジミ、ウラナミシジミ、アサギマダラ(幼虫)、キタテハ、ツマグロヒョウモン、チャバネセセリ、イチモンジセセリ、ホシホウジャク
 甲虫類…トホシテントウ(幼虫)
 ハチ類…ハラナガツチバチ、オオスズメバチ、クマバチ、セイヨウミツバチ
 ハエ類…クロヒラタアブ、ホソヒラタアブ、ヒメヒラタアブsp.、シマハナアブ、アシブトハナアブ、オオハナアブ、キゴシハナアブ、ツマグロキンバエ
〔鳥類〕ハシブトガラス、アオジ、ハクセキレイ、メジロ、シジュウカラ、モズ、ヒヨドリ、ウグイス、コゲラ、ドバト
〔その他〕メダカ、モツゴ、スジエビ

 写真はキチジョウソウの花、アワコガネギクの花、ムラサキシキブの実です。
 キチジョウソウはユリ科(クサスギカズラ科)キチジョウソウ属の常緑多年草で、樹林内の木陰に生えます。「吉祥草」と書き、これを植えた家で吉事があると花が咲くということから、名前が付けられました。自然教育園では毎年花を咲かせています。路傍植物園、ひょうたん池の前、館跡コースで小群落を作っています。
 アワコガネギクはキク科キク属の多年草です。「泡黄金菊」と書き、泡のように密集して黄金色の花をつける菊という意味です。別名はキクタニギクですが、これは自生地である京都府菊谷に基づいています。東京都の絶滅危惧種となっています。武蔵野植物園で見られます。
 ムラサキシキブはクマツヅラ科(シソ科)ムラサキシキブ属の落葉低木です。名前のいわれは実の美しい紫色から源氏物語の作者・紫式部を連想したこととされているようです。庭木によく植えられているコムラサキに比べると、実の付き方がまばらです。園内各所で見られます。
キチジョウソウの花
キチジョウソウの花
アワコガネギクの花
アワコガネギクの花
ムラサキシキブの実
ムラサキシキブの実
画像をクリックすると大きくなります。