生物記録情報

2013.9.12
生物記録情報
 現在の自然教育園内で見られる生物の情報をお知らせします。
 
〔樹木〕
(花の見頃)アオツヅラフジ、エビヅル、クズ、サネカズラ、ノブドウ、ヒトツバハギ、ヤマハギ
(花そろそろ終わり)クサギ、センニンソウ
(実の見頃)クサギ、ゴンズイ、ムクノキ

〔草〕
(咲き始め)カゼクサ、カラムシ、カリガネソウ、シモバシラ、ススキ、チカラシバ、ツリフネソウ、トダシバ、ハナタデ、ボントクタデ、ミゾソバ、ムカゴイラクサ、ヤマホトトギス
(花の見頃)アズマカモメヅル、アブラガヤ、アブラススキ、イノコヅチ、ウリクサ、オオバコ、オヒシバ、カナムグラ、キセルアザミ、キツネノマゴ、キンミズヒキ、ケチヂミザサ、ゲンノショウコ、コバノカモメヅル、サワヒヨドリ、シュウブンソウ、シラヤマギク、シロバナキツネノマゴ、シロバナサクラタデ、スズメノヒエ、タイアザミ、タマサンゴ、ダンドボロギク、ツユクサ、ツルボ、ツルマメ、トラノオスズカケ、ナガボノアカワレモコウ、ナガボノシロワレモコウ、ナンバンギセル、ヌスビトハギ、ノダケ、ノハラアザミ、ハグロソウ、ハシカグサ、ヒメムカシヨモギ、ヒヨドリジョウゴ、ヒヨドリバナ、ママコノシリヌグイ、ミズオトギリ、ミソハギ、モミジガサ、ヤブタバコ、ユウガギク、ワレモコウ
(花そろそろ終わり)アキカラマツ、アサザ、アマチャヅル、オオヒナノウスツボ、オニドコロ、ガンクビソウ、ギンミズヒキ、ケキツネノボタン、コバギボウシ、シロネ、ダイコンソウ、タカトウダイ、ツリガネニンジン、ナガバハエドクソウ、ノシラン、ノブキ、ヒメジョオン、ヘクソカズラ、マツカゼソウ、ミズタマソウ、ミズヒキ、ヤブミョウガ、ヤブラン、ヨウシュヤマゴボウ
(実の見頃)ソクズ、ダイコンソウ、タマサンゴ、ホウチャクソウ、ミズタマソウ、ヤブミョウガ、ヨウシュヤマゴボウ

 動物は以下の通りです。
〔クモ類〕モエギザトウムシ、オオシロカネグモ、ジョロウグモ、ナガコガネグモ、アズチグモ
〔昆虫〕
 トンボ類…アジアイトトンボ、シオカラトンボ、ショウジョウトンボ
 バッタ類…ササキリ、ツヅレサセコオロギ、アオマツムシ、カネタタキ、ショウリョウバッタ
 カメムシ類…アメンボ、メンダカカスミカメ、ミンミンゼミ、アブラゼミ、ツクツクボウシ、アオバハゴロモ
 チョウ類…アオスジアゲハ、クロアゲハ、カラスアゲハ、キタキチョウ、ウラギンシジミ、ムラサキシジミ、ヤマトシジミ、ツマグロヒョウモン、コミスジ、ヒメジャノメ、ヒカゲチョウ、サトキマダラヒカゲ、イチモンジセセリ
 甲虫類…トホシテントウ
 ハチ類…セグロカブラハバチ、ハラナガツチバチ、キンケハラナガツチバチ、ミカドトックリバチ、スズバチ、モンスズメバチ、キイロスズメバチ、ヒメスズメバチ、コハナバチsp.、ハキリバチsp.、ヤノトガリハナバチ、クマバチ
 ハエ類…ホソヒラタアブ、ヒメヒラタアブsp.、タカサゴハラブトハナアブ、キンバエ、ヨコジマオオハリバエ
〔鳥類〕ハシブトガラス、スズメ、メジロ、シジュウカラ、ヒヨドリ、コゲラ、カイツブリ、キジバト、ドバト
〔その他〕クサガメ、メダカ、ヨシノボリ、スジエビ、カナヘビ、キセルガイsp.

 写真はススキとアブラススキの花、ノダケの花、ハシカグサとウリクサの花です。
 ススキはイネ科ススキ属の多年草です。秋の風物詩として代表的な植物です。もともとは風が強い海岸の崖のようなきびしい環境に生育していますが、人が開墾や野焼きをする場所に進出するようになり、全国の草地に普通に見られます。語源は、すくすくと立った木や草の意味と、古代の神楽で鳴らしたススケからと言う説などがあります。花穂をオバナ(尾花)と呼びます。園内には同じ仲間のオギもありますが、ススキよりも遅れて開花します。水生植物園で開花しました。アブラススキはイネ科アブラススキ属の大型の多年草です。名前の由来は茎に油気の臭いと光沢があることからです。穂は垂れ下がり、ススキにそれほど似ている印象はありません。武蔵野植物柄園で見られます。
 ノダケはセリ科シシウド属の多年草です。漢字で「野竹」と書きますが、名前の由来ははっきりとわかっていません。山野の日当たりの良いところに生えます。直立した茎が枝分かれし、先端に暗紫色の小さな花を多数付けます。チョウを始め、ハチ、アブなど多くの昆虫が蜜を求めて訪れます。葉は3出羽状複葉です。水生植物園で見られます。
 ハシカグサはアカネ科フタバムグラ属の1年草です。名前の由来は葉が乾くと赤褐色に変る様子が、はしかの発疹の症状の変化に似るためと言われています。地面を低く這い、茎の先端や葉腋から2oほどの小さな白い花を付けます。路傍植物園、水生植物園、武蔵野植物園水鳥の沼などの道ばたやベンチの周辺で見られます。
 ウリクサはゴマノハグサ科(アゼナ科)アゼトウガラシ属の1年草です。道端や空き地などに見られ、よく枝分かれして地面に這うように広がり葉腋から小さな薄紫色の花を付けます。8oほどの大きさですが唇形のなかなかきれいな花です。名前のいわれは実がマクワウリに似ていることからです。水鳥の沼の前から階段へ行く手前のヤブツバキの下に広がる草地の際に見られます。
ススキとアブラススキの花
ススキとアブラススキの花
ノダケの花
ノダケの花
ハシカグサとウリクサの花
ハシカグサとウリクサの花
画像をクリックすると大きくなります。