生物記録情報

2013.9.19
生物記録情報
 現在の自然教育園内で見られる生物の情報をお知らせします。
 
〔樹木〕
(花の見頃)アオツヅラフジ、クズ、サネカズラ、ヤマハギ
(花そろそろ終わり)エビヅル、クサギ、センニンソウ
(実の見頃)エノキ、クサギ、ゴンズイ、スダジイ、ムクノキ

〔草〕
(咲き始め)アカネ、カリガネソウ、シモバシラ、ツリフネソウ、ナキリスゲ、ネズミガヤ、ハナタデ、ミゾソバ、ヤマハッカ、ヨモギ
(花の見頃)アズマカモメヅル、アブラガヤ、アブラススキ、イノコヅチ、ウリクサ、オオバコ、オヒシバ、カゼクサ、カナムグラ、カラムシ、キセルアザミ、キツネノマゴ、キンミズヒキ、ケチヂミザサ、ゲンノショウコ、コバノカモメヅル、サワヒヨドリ、シュウブンソウ、シラヤマギク、シロバナキツネノマゴ、シロバナサクラタデ、ススキ、スズメノヒエ、タイアザミ、タマサンゴ、ダンドボロギク、チカラシバ、ツユクサ、ツルマメ、トダシバ、トラノオスズカケ、ナガボノシロワレモコウ、ヌスビトハギ、ノダケ、ノハラアザミ、ハグロソウ、ハシカグサ、ヒガンバナ、ヒメムカシヨモギ、ヒヨドリジョウゴ、ヒヨドリバナ、ボントクタデ、ママコノシリヌグイ、ミズオトギリ、ムカゴイラクサ、モミジガサ、ヤブタバコ、ヤマホトトギス、ユウガギク
(花そろそろ終わり)アキカラマツ、アマチャヅル、オニドコロ、ガンクビソウ、ギンミズヒキ、ダイコンソウ、タカトウダイ、ツリガネニンジン、ツルボ、ナガバハエドクソウ、ナガボノアカワレモコウ、ナンバンギセル、ノブキ、ヒメジョオン、マツカゼソウ、ミズタマソウ、ミズヒキ、ミソハギ、ヤブミョウガ、ヤブラン、ヨウシュヤマゴボウ、ワレモコウ
(実の見頃)ソクズ、ダイコンソウ、タマサンゴ、ヌスビトハギ、ホウチャクソウ、ミズタマソウ、ヤブミョウガ、ヨウシュヤマゴボウ

 動物は以下の通りです。
〔クモ類〕オオシロカネグモ、ジョロウグモ、ヨツデゴミグモ
〔昆虫〕
 トンボ類…アジアイトトンボ、ギンヤンマ、シオカラトンボ、アキアカネ、ウスバキトンボ
 バッタ類…ツヅレサセコオロギ、アオマツムシ、ショウリョウバッタ
 カメムシ類…アメンボ、キバラヘリカメムシ(幼虫)、ハリカメムシ、クサギカメムシ(幼虫)、ミンミンゼミ、アブラゼミ、ツクツクボウシ、アオバハゴロモ、ツマグロオオヨコバイ
 チョウ類…アオスジアゲハ、アゲハ、カラスアゲハ、キタキチョウ、ウラギンシジミ、ムラサキシジミ、ヤマトシジミ、ツバメシジミ、キタテハ、ミドリヒョウモン、ツマグロヒョウモン、コミスジ、アカボシゴマダラ、ヒカゲチョウ、イチモンジセセリ
 甲虫類…アオドウガネ、クロウリハムシ
 ハチ類…セグロカブラハバチ、ハラナガツチバチ、オオシロフベッコウ、ミカドトックリバチ、スズバチ、コガタスズメバチ、オオスズメバチ、キイロスズメバチ、ヒメスズメバチ、ハキリバチsp.、クマバチ
 ハエ類…クロバネツリアブ、ホソヒラタアブ、ヒメヒラタアブsp.、シマハナアブ、アシブトハナアブ、キゴシハナアブ、キンバエ、ヤドリバエsp.
〔鳥類〕ハシブトガラス、スズメ、メジロ、シジュウカラ、ヒヨドリ、コゲラ、カイツブリ、キジバト、ドバト
〔その他〕クサガメ、メダカ、ヨシノボリ、モツゴ、スジエビ

 写真はヒガンバナの花、ヤマホトトギスの花、落下した木の実です。
 ヒガンバナはヒガンバナ科ヒガンバナ属の多年草で、中国からの帰化植物と言われています。その名の通り秋の彼岸の頃に花を咲かせます。「曼珠沙(まんじゅしゃ)華(げ)」という別名がありますが、赤花を表す梵語によるものです。園内各所で見られます。また、開花の時期には葉は見られず、花が終わってから線形の葉が伸び、翌年の5月くらいまで残っています。
 ヤマホトトギスはユリ科ホトトギス属の多年草です。「ホトトギス」という名前は花びらにある紫色の斑紋が鳥のホトトギスの胸の斑紋と似ていることから付けられました。ヤマホトトギスは山にあるホトトギスという意味です。園内でこれから開花する同じ仲間の「ホトトギス」は花被片が斜め上に開くのに対し、「ヤマホトトギス」は強く反り返るのが特徴です。茎先と葉腋から散房花序を出します。路傍植物園と武蔵野植物園で見られます。
 9月16日の台風上陸の影響で、強風によりいろいろな木の実が落果し、園路を歩いていると見られます。熟した果実ではムクノキ、エノキ、スダジイ(ドングリの仲間)、トウカエデ、コブシ、未熟なものではムクロジの他、ドングリの仲間であるコナラ、シラカシ、ツクバネガシなどが落ちているのが目だちました。
ヒガンバナの花
ヒガンバナの花
ヤマホトトギスの花
ヤマホトトギスの花
落下した木の実
落下した木の実
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