生物記録情報

2013.8.29
生物記録情報
 現在の自然教育園内で見られる生物の情報をお知らせします。
 
〔樹木〕
(花の見頃)アオツヅラフジ、エビヅル、クズ、サネカズラ、センニンソウ、ノブドウ、ヒトツバハギ、ヤマハギ
(花そろそろ終わり)クサギ

〔草〕
(咲き始め)ゲンノショウコ、サワヒヨドリ、シュウブンソウ、シラヤマギク、タイアザミ、ツルマメ、トウバナ、トダシバ、トモエソウ、ノハラアザミ、ハシカグサ、ハナタデ、ヤマホトトギス
(花の見頃)アズマカモメヅル、アブラガヤ、イノコヅチ、ウリクサ、オオヒナノウスツボ、オニドコロ、オヒシバ、カナムグラ、カラスウリ、ガンクビソウ、キジョラン、キツネノマゴ、キンミズヒキ、ケチヂミザサ、コバギボウシ、コバノカモメヅル、シロバナキツネノマゴ、シロバナサクラタデ、スズメノヒエ、ダイコンソウ、タカトウダイ、タマサンゴ、ツユクサ、ツリガネニンジン、ツルボ、トラノオスズカケ、ナガボノアカワレモコウ、ナガボノシロワレモコウ、ナンバンギセル、ヌスビトハギ、ノシラン、ノブキ、ハグロソウ、ヒヨドリジョウゴ、ヒヨドリバナ、ヘクソカズラ、マツカゼソウ、ママコノシリヌグイ、ミズオトギリ、ミズヒキ、ミソハギ、メハジキ、モミジガサ、ヤブラン、ユウガギク、ヨウシュヤマゴボウ、ワレモコウ
(花そろそろ終わり)アキカラマツ、アサザ、アマチャヅル、イヌヌマトラノオ、ギンミズヒキ、ケキツネノボタン、コヤブタバコ、シロネ、ナガバハエドクソウ、ヒメジョオン、ミズタマソウ、メヤブマオ、ヤブミョウガ、ヤマノイモ

 動物は以下の通りです。
〔クモ類〕ジョロウグモ、マミジロハエトリ
〔昆虫〕
 トンボ類…アジアイトトンボ、ギンヤンマ、シオカラトンボ、オオシオカラトンボ、ナツアカネ、コシアキトンボ
 バッタ類…アオマツムシ、コバネイナゴ、ショウリョウバッタ
 カメムシ類…アメンボ、キバラヘリカメムシ(幼虫)、ニイニイゼミ、ヒグラシ、ミンミンゼミ、アブラゼミ、ツクツクボウシ、クマゼミ、アオバハゴロモ、ツマグロオオヨコバイ
 チョウ類…アオスジアゲハ、クロアゲハ、モンシロチョウ、キタキチョウ、ムラサキシジミ、ヤマトシジミ、ツマグロヒョウモン、コミスジ、アカボシゴマダラ、サトキマダラヒカゲ、イチモンジセセリ
 甲虫類…マメコガネ、コアオハナムグリ、ヨツスジトラカミキリ
 ハチ類…セグロカブラハバチ、ハラナガツチバチ、キオビツチバチ、ミカドトックリバチ、スズバチ、モンスズメバチ、オオスズメバチ、キイロスズメバチ、クマバチ
 ハエ類…トゲツヤヘラクチイシアブ、ホソヒラタアブ、ヒメヒラタアブsp.、タカサゴハラブトハナアブ
〔鳥類〕ハシブトガラス、スズメ、メジロ、シジュウカラ、ヒヨドリ、コゲラ、カイツブリ、キジバト、ドバト
〔その他〕クサガメ、メダカ、ヨシノボリ、モツゴ、スジエビ、ウシガエル、カナヘビ

写真はツルボの花、ワレモコウ、ナガボノシロワレモコウ、ナガボノアカワレモコウの花、ヒヨドリジョウゴの花です。
 ツルボは、ユリ科(クサスギカズラ科)ツルボ属の多年草です。北海道から南西諸島、朝鮮半島、中国、ウスリー地方などに分布します。日当たりのよい草地などに生え、群落を作ります。飢饉の時食料として役立つ植物を救荒植物と呼び、ツルボやヒガンバナ等があります。鱗茎を水によくさらしたものを煮て食べたりするそうです。早春に出た葉は夏前に枯れてしまい休眠し、初秋に花茎を伸ばし総状花序を付け、かわいらしい薄紫色の花を咲かせます。武蔵野植物園で見られます。
 ワレモコウはバラ科ワレモコウ属の多年草で、秋を代表する野草としてよく知られています。「ワレモコウ」という名が付いたのには、目立たない花のため、「我も紅(こう)なり」と主張しているのではないか、という説があります。同じ仲間に属するナガボノシロワレモコウは、長い穂の白いワレモコウ、ナガボノアカワレモコウは長い穂の赤いワレモコウという意味です。花弁はなく、4個の萼片と4個の雄しべがあります。いずれも水生植物園で見られます。
 ヒヨドリジョウゴはナス科ナス属のツル性の多年草です。漢字で「鵯上戸」と書き、ヒヨドリがこの果実を好んで食べることから名付けたと言われていますが、ヒヨドリが食べることは滅多になく、冬になっても赤い果実が残ります。路傍植物園や森の小道などで見られます。
ツルボの花
ツルボの花
ワレモコウ、ナガボノシロワレモコウ、ナガボノアカワレモコウの花
ワレモコウ、ナガボノシロワレモコウ、ナガボノアカワレモコウの花
ヒヨドリジョウゴの花
ヒヨドリジョウゴの花
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