生物記録情報

2010.7.28
 現在の自然教育園内の主な植物の見頃情報をお知らせします。
 写真はミズタマソウの花、ミョウガの花、タカトウダイの花です。
 ミズタマソウはアカバナ科ミズタマソウ属の多年草です。水玉草と書き、白い毛のある球形の子房を露が付いた水玉にたとえたことで、名付けられました。路傍植物園、水生植物園、武蔵野植物園で見られます。
 ミョウガはショウガ科ショウガ属の多年草で、開花前のつぼみが食用として利用されます。漢字で「茗荷」と書き、物忘れのひどい人が背中に自分の名の荷札つけ、死後その人のお墓に見慣れない草が生えていたという故事が名前の由来となっています。路傍植物園といもり池周辺で見られます。
 タカトウダイはトウダイグサ科タカトウダイ属の多年草です。名前の由来は昔の明かりを載せる台の形に似 ていることからです。水生植物園で見られます。

〔樹木〕
(咲き始め) サネカズラ
(花の見頃) カラスザンショウ、クサギ、ノブドウ、マンリョウ
(花そろそろ終わり) カラタチバナ、ネムノキ
(実の見頃) イヌザクラ、ウワミズザクラ

〔草〕
(咲き始め) アキカラマツ、ウリクサ、エゾアブラガヤ、キツネノカミソリ、キンミズヒキ、ゲンノショウコ、コバギボウシ、ヌスビトハギ、ヘクソカズラ、ヤブラン、ユウガギク
(花の見頃) アサザ、ウバユリ、エビヅル、オオチドメ、オニドコロ、オヒシバ、キキョウ、コバノカモメヅル、コヒルガオ、サワヒヨドリ、ジャノヒゲ、シロネ、スズメノヒエ、ソクズ、ダイコンソウ、タカトウダイ、タケニグサ、ツユクサ、ツルニガクサ、ヌマトラノオ、ハエドクソウ、ハグロソウ、ヒルガオ、ベニバナボロギク、マツカゼソウ、ママコノシリヌグイ、ミズタマソウ、ミズヒキ、ミソハギ、ミョウガ、メヤブマオ、ヤブマオ、ヤブミョウガ、ヤマノイモ
(花そろそろ終わり) イヌヌマトラノオ、オオバギボウシ、オカトラノオ、クサノオウ、ケキツネノボタン、サガミラン、シロツメクサ、チダケサシ、トウバナ、ノカンゾウ、ヒメジョオン、ホタルブクロ、ミツバ、ヤマホタルブクロ
ミズタマソウの花
ミズタマソウの花
ミョウガの花
ミョウガの花
タカトウダイの花
タカトウダイの花
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