現在の自然教育園内の主な植物の見頃情報をお知らせします。
　写真はヤマボウシの花です。ミズキ科ヤマボウシ属で、街路樹などでお馴染みの北アメリカ原産のハナミズキ(アメリカヤマボウ、アメリカハナミズキとも呼ばれる)と同じ仲間で、似ています。
　「山法師」と書き、白い総苞片を僧兵の白い頭巾に、頭状花序を僧兵の頭見立てたのでこの名があります。つまり白い大きな花弁に見えるものは総苞片で、中心部に多数の花が集まっています。総苞片が開いた後に、開花します。
　武蔵野植物園で見られます。

〔樹木〕
(咲き始め)　ムラサキシキブ
(花の見頃)　オオバイボタ、ナワシロイチゴ、ネズミモチ、ハゼノキ、ハマクサギ、ヤマアジサイ、ヤマボウシ
(花そろそろ終わり)　アカガシ、イイギリ、イボタノキ、ウツギ、ヤブデマリ

〔草〕
(咲き始め)　クサフジ、コウホネ、ノハカタカラクサ、フトイ、ムラサキ
(花の見頃)　アイイロニワゼキショウ、アサザ、オオチドメ、オオバコ、オヘビイチゴ、カモジグサ、クサノオウ、クサヨシ、コナスビ、コモチマンネングサ、サイハイラン、シロツメクサ、スズメノカタビラ、タマサンゴ、ドクダミ、ナガバハエドクソウ、ニワゼキショウ、ヌカボ、ノハナショウブ、ハンカイソウ、ヘビイチゴ、ヤマブキショウマ
(花そろそろ終わり)　オニタビラコ、カキツバタ、キショウブ、タイアザミ、トウバナ、ムラサキサギゴケ
(実の見頃)　オヤブジラミ、ゴウソ、ヘビイチゴ、ヤブヘビイチゴ