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- 8月23日(水) シラヤマギク
- こんにちは。奥津です。
先日までは、不安定な天気が続いていましたが、久々の真夏日が戻って来ました。
皆様、水分補給などして十分気を付けてください。
夏休みはあと1週間で終りですが、宿題など追い込んだこと思い出しますね。
園内の武蔵野植物園のシラヤマギクの花が咲き始めました。
草丈が約1.5m位にありますが、 上部で花茎を分け、茎頂で花柄を分けて径3cm前後の白色のキク型の花がつきます。
花弁の数が他のキクの仲間(ユウガギク・シロヨメナなど)よりも少なく、花弁と花弁の間に明らかな隙間がありますが、どこか粗野な印象があります。
葉は、下部の葉では10cmほどの柄があり人の掌ほどの大きな卵心形の葉があるのが特徴のひとつです。上部の茎葉は小さく長さ5〜10cmほどです。葉には粗い鋸歯(葉の縁のギザギザ)があります。
名前の由来ですが、花色が白く山地に生えるといった命名のようですが、山地だけでなく里地にも自生しています。花の印象が多少粗野なので「山」となったものかもしれないそうです。「嫁菜(よめな)」に対して「婿菜(むこな)」の別名があります。
是非、自然園にお越しください
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- 8月10日(木) パンが刺さった植物?
- こんにちは。下田です。
暑かった昨日と打って変わって、今日はとても涼しく、すごしやすい日になりましたね。
今日も、園では、お客さんがのんびりと散策されています。
水生植物園での、親子連れの会話の一コマ。
娘「お母さん!草にパンが刺さってる!!!」
お母さん「????パン???」
そこには、穂をつけたヒメガマが生育していました。
ご存知の方も多いと思いますが、ヒメガマは、ガマ、コガマと並んで、水辺の代表的な植物。
漢方では、ガマの仲間の花粉を集めたものを「蒲黄(ほおう)」とも呼び、止血剤や利尿剤などとしても利用されているそうです。
細長くて茶色い、特徴のある穂は、子供、大人を問わず人気があり、
その形は、よくウインナーソーセージに例えられますが、パンは初めてでした。
子供の豊かな発想力に、改めておどろかされました
水生植物園には、パンが刺さった植物?(=ヒメガマ)をはじめ、
ミソハギ、コバギボウシなどの花が見ごろです。
是非、自然園にお越しください
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- 8月1日(火) 植物の名前
- こんにちは、久永です。
園内ではキツネノカミソリの花が見ごろです。
少し変わった名前ですが、当園にはこんな植物が多くあります。
夏に見られる植物では、「ミズタマソウ」「リョウメンシダ」「コバギボウシ」「ミズヒキ」「ナンバンギセル」など・・・。
名前の由来をインターネットで調べると、諸説出てきますが、植物の形状や特徴をうまく例えて名付けたものが多いようです。
次回の散策では、植物の名前に注目しながら歩いてみると面白いかもしれません。
なお、「キツネノカミソリ」は、ホームページの「見ごろ情報」の7月27日のページでもご紹介していますので、どうぞご覧ください。
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