2025.5.1
現在の自然教育園内で見られる生物の情報をお知らせします。
園内の見ごろ情報は1枚目の画像をクリックしてください。
2枚目の画像はカキツバタの花についての紹介です。
カキツバタはアヤメ科アヤメ属の多年草で水湿地に群生しており、園内では水生植物園でのみ見ることができます。
同じく水生植物園で咲いているアヤメの花によく似ていますが、花弁(外花被片)の元の部分の模様を見れば区別できます。カキツバタは細長く白い斑紋で、アヤメは黄色の網目模様となっています。
他にも葉の幅がカキツバタの方が長く(2〜3p)、アヤメの方が短い(0.5〜1p)という違いもあります。
現在、水生植物園ではカキツバタが見ごろのほか、同じアヤメ属の植物としてアヤメが見られます。
この後、5月上旬からキショウブ、5月下旬頃からはノハナショウブも咲き始めます。
なお、キショウブは外来種ですが、自然教育園では間引きをしつつ一部を残し、教材として活用しています。
〔動物記録情報〕
《クモ類》コガネグモ
《昆虫類》
トンボ類…クロスジギンヤンマ
バッタ類…ヤブキリ幼虫
ナナフシ類…ナナフシモドキ幼虫
カメムシ類…アメンボ
チョウ類…アオスジアゲハ、アゲハ、クロアゲハ、カラスアゲハ、モンキアゲハ、モンシロチョウ、ツバメシジミ、トラフシジミ、コミスジ、ツマグロヒョウモン、アカボシゴマダラ幼虫・蛹、セグロシャチホコ幼虫、アカモンコナミシャク、クワコ幼虫、
甲虫類…クロハナムグリ、イヌビワシギゾウムシ
ハチ類…クマバチ、オオスズメバチ
ハエ類…ホソヒラタアブ、アシブトハナアブ
《鳥類》アオサギ、オオタカ、、コゲラ、ヒヨドリ、イソヒヨドリ、サンショウクイ、キビタキ、オオルリ、センダイムシクイ、エナガ、ヤマガラ、シジュウカラ、メジロ、ハシブトガラス
《爬虫類》クサガメ、ニホンカナヘビ、アオダイショウ
《魚類》ミナミメダカ
《貝類》ミスジマイマイ