生物記録情報

2025.4.17
現在の自然教育園内で見られる生物の情報をお知らせします。

 園内の見ごろ情報は1枚目の画像をクリックしてください。
 2枚目の画像はエビネの花についての紹介です。

 エビネはラン科エビネ属の多年草で、山地の林内や竹林などに生育します。日本に自生するランの仲間の代表的な種で美しい花を咲かせます。
現在の園内に生育しているのは本種のみですが、近い仲間としてキエビネやキリシマエビネ、オオキリシマエビネなどがあり、これらの交雑により様々な園芸品種が生み出されました。
 エビネは普通、花弁の色は白色か淡紫色ですが色の変異が大きく、その魅力から一時期大きな人気を集めました。これにより乱獲されて個体数が激減したため、現在は自然状態のものはあまり見られなくなっています。
環境省のレッドデータでは準絶滅危惧(NT)に指定されています。

 現在は路傍植物園と武蔵野植物園で咲き始めています。

〔動物記録情報〕
《ムカデ類》ゲジ

《昆虫類》
トンボ類…ホソミイトトンボ
バッタ類…ヤブキリ幼虫
ナナフシ類…ナナフシモドキ幼虫
カメムシ類…アメンボ、マルカメムシ
ヨコバイ類…ツマグロオオヨコバイ
チョウ類…アゲハ、アオスジアゲハ、カラスアゲハ、ツマキチョウ、モンシロチョウ、キタキチョウ、ウラギンシジミ、ムラサキシジミ、トラフシジミ、ヤマトシジミ、アカボシゴマダラ幼虫、クロコノマチョウ、テングチョウ、ミノウスバ幼虫
甲虫類…シモフリコメツキ
ハチ類…クマバチ、セグロカブラハバチ
ハエ類…ビロードツリアブ、ホソヒラタアブ、アシブトハナアブ、キンバエsp.

《鳥類》カルガモ、オオタカ、キジバト、カワセミ、コゲラ、ヒヨドリ、エナガ、ヤマガラ、シジュウカラ、メジロ、アオジ、ハシブトガラス

《爬虫類》クサガメ、ニホンカナヘビ、ニホンヤモリ、アオダイショウ

《貝類》ニッポンマイマイ、ミスジマイマイ

《魚類》ミナミメダカ

《哺乳類》ホンドタヌキ
園内の見ごろ情報
園内の見ごろ情報
エビネの花
エビネの花
画像をクリックすると大きくなります。