2024.5.2
現在の自然教育園内で見られる生物の情報をお知らせします。
園内の見ごろ情報は1枚目の画像をクリックしてください。
植物の開花リスト他は2枚目の画像をクリックしてください。
3枚目の画像はカキツバタの花についての紹介です。
カキツバタはアヤメ科アヤメ属の多年草で水湿地に群生しており、園内では水生植物園でのみ見ることができます。
同じく水生植物園で咲いているアヤメの花によく似ていますが、花弁(外花被片)の元の部分の模様を見れば区別できます。カキツバタは細長く白い斑紋で、アヤメは黄色の網目模様となっています。
他にも葉の幅がカキツバタの方が長く(2〜3p)、アヤメの方が短い(0.5〜1p)という違いもあります。
現在、水生植物園ではカキツバタが見ごろのほか、同じアヤメ属の植物としてアヤメ、キショウブが見られます。
また、この後、5月下旬頃からはノハナショウブも咲き始めます。
なお、キショウブは外来種ですが、自然教育園では間引きをしつつ一部を残し、教材として活用しています。
〔動物記録情報〕
《クモ類》ハエトリグモsp.
《昆虫類》
カメムシ類…アメンボ、アカサシガメ
ヨコバイ類…シロオビアワフキ幼虫
チョウ類…アゲハ、キアゲハ、モンキアゲハ、クロアゲハ、カラスアゲハ、ツマキチョウ、モンシロチョウ、ルリタテハ幼虫、ツマグロヒョウモン、コミスジ、アカボシゴマダラ幼虫・蛹、フクラスズメ幼虫
甲虫類…ヒゲナガハナノミ
ハチ類…クマバチ
ハエ類…マガリケムシヒキ、ホソヒラタアブ、ヒメヒラタアブsp.、アシブトハナアブ、スイセンハナアブ、キンバエsp.
《鳥類》ダイサギ、カルガモ、オオタカ、キジバト、カワセミ、サンショウクイ、コゲラ、ヒヨドリ、キビタキ、エナガ、シジュウカラ、メジロ、スズメ、ハシブトガラス
《爬虫類》クサガメ、ニホンカナヘビ
《魚類》ミナミメダカ
《貝類》ミスジマイマイ